2021年01月15日

「帰らんば、あの世界へ。」

こんばんは。先日の首都圏に続いて、福岡を含む大都市圏緊急事態宣言が出てしまっていますね。

今週は「テレビ影響され過ぎ!」ですが、キリの良いところまで続けます。

今日のタイトルは、ある民放ドラマの影響とわかった人も多いはず。
そして、私の「あぁ、佐賀の遠かごた…」という気分も混ざっています。


――「戻るぜよ、あん世界へ」という言葉。

幕末医療を軸としたタイムスリップ物「JIN-仁-」で出てくるセリフ。
〔参照:「主に神埼市民の方を対象にしたつぶやき。」

坂本龍馬(演:内野聖陽)の声で、繰り返し聞こえる言葉。このドラマでも龍馬魅力的に描かれていました。

…さすがは幕末ドラマの人気者。「大河ドラマ」だけでなく、民放フィクションでも強い。


――ところで、ちょうど1年くらい前。

じわじわと“新型コロナ”が日本に迫っていたとき。
今のように、感染が拡大してしまう未来が予測できた方も多いはず。

素人考え”と言われそうですが、私はこう思っていました。
「もし江藤新平がいたら、2週間もあれば、対策法整備が進むのに…」


――先日の“知恵泉”(NHK Eテレ)でも…

仕事をやり過ぎ」と語られた江藤新平
少し調べてみると、驚異的なスピード感で、近代的諸制度を築いています。

勝海舟などが「驚いた傑物」と評したと聞きますが、常人の域ではありません。

現場での情報を重視し、のための“正義”を貫く。珍しく江藤新平魅力が、テレビで語られました。ただ“ブレーキ”の効きすぎたまとめ方は残念でしたね。



――これは、フィクションにも登場して良いのでは?

架空の物語には、なかなか佐賀藩士たちが登場しません。
「もう少し知名度が上がらぬことには…」という事でしょう。

佐賀七賢人”の中でも、江藤新平には熱烈なファンが多いようです。しかし、一般的にその魅力を伝えるには、映像メディアでのイメージが必要そうです。

また、江藤新平ミュージカル舞台では、より“映える”と考えています。


――「帰らんば、あの世界へ。」

私に、ふと聞こえた気がする“佐賀ことば”。

理屈に合わないことは、正面から論破するのが、江藤本来の姿だと考えます。最近のドラマで言えば“半沢直樹”に近い印象でしょうか。
〔参照(後半):「“半沢直樹”の変わった見方」


――“新型コロナ”が蔓延し、理想と現実の間には高い壁。

そんな空気を打ち破り、有効な策を立て、壁を突破する、江藤新平を題材にした物語がほしい。何だか“タイムスリップ物”のストーリーも描ける気がしてきます。

…まず「大河ドラマ」のイメージが優先ですが、当分、佐賀入りも難しそうです。

“新型コロナ”を切り抜けて、無事、佐賀駅前にたどり着いた日には、たぶん県庁通り涙で霞んで見えるかと思います。

  


Posted by SR at 22:14 | Comments(0) | 企画案・雑記帳