2021年01月02日

「西洋の風、侍の国」(第15話プロローグ)

こんにちは。

年明けは忙しくなりそうなのですが、正月休みで生じた余力で、少しでも時代を進めるべく、“本編”を書いていこうと思います。


――覚えておられる方がいらっしゃるか…

第14話遣米使節」の終盤。太平洋が吹き荒れました。アメリカに向かう蒸気船・ポーハタン号は損傷。途中で修繕が必要に。

停泊地・ハワイから、いつ出航できるかわからない佐賀藩士たち。遠い郷里に向かって「佐賀の遠かごた~っ!」と叫びます!
〔参照(後半):第14話「遣米使節」⑮(水平線の向こうに)


――ポーハタン号と同じく、太平洋に出た“咸臨丸”の状況。

嵐が続く中、同乗していたアメリカ人水兵たちが、“魂の操船”を見せつけます。
〔参照(後半):第14話「遣米使節」⑭(太平洋の嵐)

押し流されるように、太平洋を進む咸臨丸は、アメリカ西海岸先着。遅れること、2週間あまり。ハワイから出航したポーハタン号アメリカ本土に無事帰還。


――第15話は「江戸動乱」というタイトル。

最初の舞台は、アメリカ西海岸・サンフランシスコ。主にポーハタン号に乗船した、佐賀藩士たちの到着後をイメージしたお話で始めます。

アメリカの舞台設定をどう表現するかは迷いました。写真による視覚イメージは重要で、その都度、誰かに手伝ってもらう…という展開は、今年も続きそうです。



――1860年の春。「遣米使節」と同時期。

日本では、歴史を動かす大事件が起きています。

第15話はアメリカで話を始めて、一旦1858年(2年前)の佐賀に舞台を戻し、江戸に場面を展開して“その時まで”を描く予定です。

自由な空気が漂うアメリカ、幕末動乱に入る日本対比を試みます。その時期のアメリカも、南北戦争で大変なはずなのですが、何だか余裕を感じますね…


――次回から“本編”を再開予定です。

今春は大河ドラマ青天を衝け」も始まるので、しばらく“つぶやき”は控えめにして、地道に書いていきたいと思います。

ちなみに明日、1月3日テレビ東京系「池の水ぜんぶ抜く」で、佐賀城のお堀が登場するそうです。放送前には、ブログの投稿を完了しておきたい…

…今年のテーマは「なるべく余裕を持って進める」かな?と考える年明けです。

  


Posted by SR at 15:28 | Comments(0) | ご挨拶・ご案内