2024年11月24日
「5周年への反省会」
こんばんは。今年は異様なほど夏が長く続いた印象があり、その分とても秋が短く感じられました。
急に寒くなり、せわしい年の瀬まで意外と日数もありません。この晩秋に立ち止まり、最近の傾向から当ブログの今後の路線を3つに分けて考えてみます。
――①とりあえず、“テレビの感想”でも良いから書く。
「佐賀県(九州北部)」もしくは「大河ドラマ」に着目すれば、テレビ番組にもいろいろと情報源はあります。

たとえば、2週続いた『鶴瓶の家族に乾杯』の嬉野編も、ゲストの泉里香さんが訪ねた、お茶農家のご家族の想いが伝わる展開で素晴らしかったですし、
鶴瓶さんは嬉野温泉ならでは、かなり足湯を楽しまれていた印象があります。
酒蔵や吉田焼も登場し、「佐賀県に嬉野あり!」が感じられる番組でした。
ところで、連続テレビ小説『おむすび』は隣県・福岡の糸島から主人公・米田結〔演:橋本環奈〕が神戸へと旅立ってしまいました。
…と思えば、大河ドラマ『光る君へ』で予想外の展開。主人公・まひろ(紫式部)〔演:吉高由里子〕が九州に上陸。いくつか“伏線”はありましたが、この使い方をするとは!と、最新の放送回を視て驚いています。
――②この際、“日記系ブログ”にスタイルを変えてみる。
「テレビの感想」と比べて、私の日常をそのまま記事にしてみても、都市圏での公私にわたる愚痴が、延々と続くだけの代物(しろもの)になるのは必定です。
藤原道長の「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月(満月)の 欠けたることも 無しと思えば」の歌とまるで逆。欠けた月を観ているように、私の日々は続きます。

…とはいえ、大河ドラマでの藤原道長〔演:柄本佑〕が満月を見上げて、この歌を詠む場面は、かなり寂しげに感じられました。
ところで、「佐賀県」か「大河ドラマ」周辺をテーマで書くのが、私のブログの暗黙のルールで関わりの薄い、私の日常の記事はなるべく避けています。
時折、数少ない帰省の話で旅日記を書いたりもしますが、問題なのは時間も体力も足らず、佐賀県周辺での現地取材ができていないことです。
――③どうにか、“歴史系の記事”を綴りたい。
当ブログの記事で最もエネルギーを使うのが、「幕末佐賀藩の大河ドラマ」をイメージした“本編”です。
はじまりは幕末の黎明期から。時期は解釈にもよりますが、ペリー来航の数十年前から、日本近代化のトップランナーだった佐賀藩。
…ですが、幕末も動乱期になると、中央の政局からはやや距離をとりながら、海外を意識した技術の研究と産業の開発に明け暮れます。

明治初期の日本にとって、この間に佐賀藩が頑張ったことが役立つのですが、力不足の私が“物語”として書こうとしてみると「この辺りは展開が地味…」「登場人物が多くなり過ぎる…」などの問題点が出てきました。
当初、私は欲張って、幕末・明治期の佐賀藩士たちの活躍を全部盛り込もうとしたため、かえって書き進めづらくなっています。
――「幕末・明治期の佐賀」が大河ドラマで描かれるイメージをもって、
もともと③を綴るつもりで始めたこのブログ。いつしか①や②の割合が増え、私自身が“佐賀人”であることを思い返すような記事が増えました。
もうすぐ開設5周年になりますので、こんな「反省会」も進めたいと思います。
急に寒くなり、せわしい年の瀬まで意外と日数もありません。この晩秋に立ち止まり、最近の傾向から当ブログの今後の路線を3つに分けて考えてみます。
――①とりあえず、“テレビの感想”でも良いから書く。
「佐賀県(九州北部)」もしくは「大河ドラマ」に着目すれば、テレビ番組にもいろいろと情報源はあります。
たとえば、2週続いた『鶴瓶の家族に乾杯』の嬉野編も、ゲストの泉里香さんが訪ねた、お茶農家のご家族の想いが伝わる展開で素晴らしかったですし、
鶴瓶さんは嬉野温泉ならでは、かなり足湯を楽しまれていた印象があります。
酒蔵や吉田焼も登場し、「佐賀県に嬉野あり!」が感じられる番組でした。
ところで、連続テレビ小説『おむすび』は隣県・福岡の糸島から主人公・米田結〔演:橋本環奈〕が神戸へと旅立ってしまいました。
…と思えば、大河ドラマ『光る君へ』で予想外の展開。主人公・まひろ(紫式部)〔演:吉高由里子〕が九州に上陸。いくつか“伏線”はありましたが、この使い方をするとは!と、最新の放送回を視て驚いています。
――②この際、“日記系ブログ”にスタイルを変えてみる。
「テレビの感想」と比べて、私の日常をそのまま記事にしてみても、都市圏での公私にわたる愚痴が、延々と続くだけの代物(しろもの)になるのは必定です。
藤原道長の「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月(満月)の 欠けたることも 無しと思えば」の歌とまるで逆。欠けた月を観ているように、私の日々は続きます。
…とはいえ、大河ドラマでの藤原道長〔演:柄本佑〕が満月を見上げて、この歌を詠む場面は、かなり寂しげに感じられました。
ところで、「佐賀県」か「大河ドラマ」周辺をテーマで書くのが、私のブログの暗黙のルールで関わりの薄い、私の日常の記事はなるべく避けています。
時折、数少ない帰省の話で旅日記を書いたりもしますが、問題なのは時間も体力も足らず、佐賀県周辺での現地取材ができていないことです。
――③どうにか、“歴史系の記事”を綴りたい。
当ブログの記事で最もエネルギーを使うのが、「幕末佐賀藩の大河ドラマ」をイメージした“本編”です。
はじまりは幕末の黎明期から。時期は解釈にもよりますが、ペリー来航の数十年前から、日本近代化のトップランナーだった佐賀藩。
…ですが、幕末も動乱期になると、中央の政局からはやや距離をとりながら、海外を意識した技術の研究と産業の開発に明け暮れます。

明治初期の日本にとって、この間に佐賀藩が頑張ったことが役立つのですが、力不足の私が“物語”として書こうとしてみると「この辺りは展開が地味…」「登場人物が多くなり過ぎる…」などの問題点が出てきました。
当初、私は欲張って、幕末・明治期の佐賀藩士たちの活躍を全部盛り込もうとしたため、かえって書き進めづらくなっています。
――「幕末・明治期の佐賀」が大河ドラマで描かれるイメージをもって、
もともと③を綴るつもりで始めたこのブログ。いつしか①や②の割合が増え、私自身が“佐賀人”であることを思い返すような記事が増えました。
もうすぐ開設5周年になりますので、こんな「反省会」も進めたいと思います。
2024年11月09日
「まさかの“佐賀出身説”を採用!?」
最近、何かと忙しく、情報を掴むのが遅れました。今年(2024年)の大河ドラマ『光る君へ』に関連した番組で、ついに佐賀が登場する時が来たようです。
その番組は、なぜか『鶴瓶の家族に乾杯』(NHK総合 月曜夜7:57~8:42)。初回放送は、11月11日(月)とあります。
――平安時代、紫式部と同時期に活躍した、女流歌人・和泉式部。
年始の記事でもご紹介しましたが、実は“佐賀出身説”が存在します。
〔参照:「“光る君へ”、直前に」〕

和泉式部といえば、「恋多き女性」としても知られますが、『光る君へ』でも華やかな色気をまとっています。
劇中では、あかね〔演:泉里香〕という名。宮中に務めに出る時に「和泉式部」という呼称を嫌がる場面もありました。
たしか、恋のお相手だった、親王さまを偲ぶことが出来るような「宮式部」とか呼んでほしい!と駄々をこねるのですね。
――その愛しい人(親王)を亡くした、あかね(和泉式部)は、
恋に生きる女性らしく、一時は生きがいまで無くした印象に。主人公・まひろ(紫式部)〔演:吉高由里子〕からは、その想いを書き綴ることを勧められます。
こうして元気を取り戻したあかね(和泉式部)。藤原道長〔演:柄本佑〕の嫡男・頼通〔演:渡邊 圭祐〕を自然と誘惑している…など元気な姿に戻りました。

――ここからは偏見に満ちた、私の感想ですが
『光る君へ』の和泉式部(あかね)。あまり佐賀の女性っぽくないキャラクターだな…と感じていました。
佐賀県の女性には美人が多いとは思うのですが、恋に突き進む…という印象が薄くて。なお、私は都会に出てしまっているので、情報源は乏しい話です。
むしろ、皇后・定子〔演:高畑充希〕への想いを貫き、ある意味で、“化け猫”も真っ青なレベルで忠節を尽くす、ききょう(清少納言)〔演:ファーストサマーウイカ〕のキャラクター設定の方が、佐賀人っぽいかな?と感じているぐらいでした。
――ところが、ここに来て、まさかの「佐賀出身説?」
放送予定を見ると、『鶴瓶の家族に乾杯』では、あかね(和泉式部)を演じた、泉里香さんが、佐賀県内の和泉式部伝説が残る地を訪れるそう。

これは『光る君へ』の和泉式部には、“佐賀県出身”の設定があったのか!?と思わせる期待度です。
ほぼ嬉野の観光レポートになってしまう気もしますが、それでも嬉しいお知らせには違いありません。週明けの月曜日、ちょっと楽しみにしています。
その番組は、なぜか『鶴瓶の家族に乾杯』(NHK総合 月曜夜7:57~8:42)。初回放送は、11月11日(月)とあります。
――平安時代、紫式部と同時期に活躍した、女流歌人・和泉式部。
年始の記事でもご紹介しましたが、実は“佐賀出身説”が存在します。
〔参照:
和泉式部といえば、「恋多き女性」としても知られますが、『光る君へ』でも華やかな色気をまとっています。
劇中では、あかね〔演:泉里香〕という名。宮中に務めに出る時に「和泉式部」という呼称を嫌がる場面もありました。
たしか、恋のお相手だった、親王さまを偲ぶことが出来るような「宮式部」とか呼んでほしい!と駄々をこねるのですね。
――その愛しい人(親王)を亡くした、あかね(和泉式部)は、
恋に生きる女性らしく、一時は生きがいまで無くした印象に。主人公・まひろ(紫式部)〔演:吉高由里子〕からは、その想いを書き綴ることを勧められます。
こうして元気を取り戻したあかね(和泉式部)。藤原道長〔演:柄本佑〕の嫡男・頼通〔演:渡邊 圭祐〕を自然と誘惑している…など元気な姿に戻りました。
――ここからは偏見に満ちた、私の感想ですが
『光る君へ』の和泉式部(あかね)。あまり佐賀の女性っぽくないキャラクターだな…と感じていました。
佐賀県の女性には美人が多いとは思うのですが、恋に突き進む…という印象が薄くて。なお、私は都会に出てしまっているので、情報源は乏しい話です。
むしろ、皇后・定子〔演:高畑充希〕への想いを貫き、ある意味で、“化け猫”も真っ青なレベルで忠節を尽くす、ききょう(清少納言)〔演:ファーストサマーウイカ〕のキャラクター設定の方が、佐賀人っぽいかな?と感じているぐらいでした。
――ところが、ここに来て、まさかの「佐賀出身説?」
放送予定を見ると、『鶴瓶の家族に乾杯』では、あかね(和泉式部)を演じた、泉里香さんが、佐賀県内の和泉式部伝説が残る地を訪れるそう。
これは『光る君へ』の和泉式部には、“佐賀県出身”の設定があったのか!?と思わせる期待度です。
ほぼ嬉野の観光レポートになってしまう気もしますが、それでも嬉しいお知らせには違いありません。週明けの月曜日、ちょっと楽しみにしています。