2020年07月11日
「青天を衝け」に想う…
こんばんは。
まだ全国的に豪雨のニュースが続く週末。
東京を中心とした新型コロナの感染拡大も気になって仕方ないところです。
そんな中ですが、NHKの公式サイトに個人的に気になる情報がありました。
2021年大河ドラマ「青天を衝け」の出演者発表の<第1弾>です。
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=24349
(外部サイト)
当ブログでは「私が見たい幕末佐賀藩の大河ドラマ」を“本編”として投稿しています。現在は、第12話「海軍伝習」の途中です。
――週末なので、少し寄り道します。この出演者発表に、意外と“本編”で注目した人物が配役されているのです。
“渋沢栄一”が主人公なので、その周辺の人々が中心なのですが、主君である徳川慶喜や幕府関係者、そして慶喜の出身・水戸藩は登場するようです。
今回、「大河ドラマ」登場が決まった歴史上の人物。今までの“本編”をもとに、佐賀藩士たちとの関わり…をおさらいしてみます。
〇砲術家・高島 秋帆(しゅうはん)
“本編”では、主に第3話「西洋砲術」に登場。
長崎の砲術家。武雄領主・鍋島茂義、家来の平山醇左衛門の師匠でした。
幕府高官の鳥居耀蔵の暗躍により高島秋帆は投獄され、第3話ラストの“武雄領の悲劇”につながってしまいます。
(参考:第3話「西洋砲術」⑤)
第12話「海軍伝習」でも、本島藤太夫が、この高島秋帆が集めた砲術書を、佐賀に持ち帰る描写をしています。
「青天を衝け」での配役は、玉木 宏さん。
…高島 秋帆は、“渋いおじさま”枠のイメージでしたが、イケメンをキャスティングしてきましたね。

〇勘定奉行・川路 聖謨(としあきら)
“本編”では、主に第9話「和親条約」に登場。
幕府の勘定奉行ですが、佐賀藩が長崎を警備する中、ロシアのプチャーチン提督との交渉に臨みます。
プチャーチンからはヨーロッパの外交官としても通用すると絶賛され、信頼関係を築きます。
(参考:第9話「和親条約」⑧)
第10話「蒸気機関」のラストでも、本島藤太夫が、川路聖謨らに、佐賀藩の砲台の実力を披露する描写をしています。
「青天を衝け」での配役は、平田 満さん。
…川路 聖謨は幕府の中でも、外交に通じ高い交渉能力を持ちます。ある意味では“曲者”です。よい配役と思います。

〇水戸藩士・藤田 東湖(とうこ)
“本編”では、主に第11話「蝦夷探検」に登場。
水戸徳川家で“烈公”の異名を持つ、攘夷派の首領・徳川斉昭の“懐刀”とも言える側近。
尊王を重んじる水戸藩の思想家。島義勇にとって“先生”でもあり、2人で殿の愛娘・貢姫の縁談を調整します。
(参考:第11話「蝦夷探検」③(“懐刀”の想い))
第11話「蝦夷探検」後半、安政の大地震で、藤田東湖は、母を庇って亡くなります。島義勇は、藤田から学んだことを胸に蝦夷地へ旅立ちます。
「青天を衝け」での配役は、渡辺 いっけい さん。
…藤田 東湖がいなくなり、調整が効かなくなった水戸藩は、さらに過激化します。この配役も、深い演技に期待大です。

――いかがでしょう。思い切り“本編”と絡めて語ってみました。
佐賀藩士の登場が確認できなくても、もう少しで佐賀にも光が当たりそうな気がしてきます。
この「青天を衝け」ですが、他にも徳川慶喜(草彅 剛)、その父・第9代水戸藩主の徳川斉昭(竹中 直人)…と楽しみなキャスティングが続きます。
――余談ですが、私にも「幕末佐賀藩の大河ドラマ」の配役のイメージがあります…
殿・鍋島直正と、請役(藩政ナンバー2)鍋島安房の“キャスト候補”の方が同じページに載っていたので、「おっ!?」と思いました…
…気が向いた方は、「この佐賀の賢人は、この役者さんに演じてほしい!」とか、お考えいただいても面白いかもしれません。
まだ全国的に豪雨のニュースが続く週末。
東京を中心とした新型コロナの感染拡大も気になって仕方ないところです。
そんな中ですが、NHKの公式サイトに個人的に気になる情報がありました。
2021年大河ドラマ「青天を衝け」の出演者発表の<第1弾>です。
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=24349
(外部サイト)
当ブログでは「私が見たい幕末佐賀藩の大河ドラマ」を“本編”として投稿しています。現在は、第12話「海軍伝習」の途中です。
――週末なので、少し寄り道します。この出演者発表に、意外と“本編”で注目した人物が配役されているのです。
“渋沢栄一”が主人公なので、その周辺の人々が中心なのですが、主君である徳川慶喜や幕府関係者、そして慶喜の出身・水戸藩は登場するようです。
今回、「大河ドラマ」登場が決まった歴史上の人物。今までの“本編”をもとに、佐賀藩士たちとの関わり…をおさらいしてみます。
〇砲術家・高島 秋帆(しゅうはん)
“本編”では、主に第3話「西洋砲術」に登場。
長崎の砲術家。武雄領主・鍋島茂義、家来の平山醇左衛門の師匠でした。
幕府高官の鳥居耀蔵の暗躍により高島秋帆は投獄され、第3話ラストの“武雄領の悲劇”につながってしまいます。
(参考:
第12話「海軍伝習」でも、本島藤太夫が、この高島秋帆が集めた砲術書を、佐賀に持ち帰る描写をしています。
「青天を衝け」での配役は、玉木 宏さん。
…高島 秋帆は、“渋いおじさま”枠のイメージでしたが、イケメンをキャスティングしてきましたね。

〇勘定奉行・川路 聖謨(としあきら)
“本編”では、主に第9話「和親条約」に登場。
幕府の勘定奉行ですが、佐賀藩が長崎を警備する中、ロシアのプチャーチン提督との交渉に臨みます。
プチャーチンからはヨーロッパの外交官としても通用すると絶賛され、信頼関係を築きます。
(参考:
第10話「蒸気機関」のラストでも、本島藤太夫が、川路聖謨らに、佐賀藩の砲台の実力を披露する描写をしています。
「青天を衝け」での配役は、平田 満さん。
…川路 聖謨は幕府の中でも、外交に通じ高い交渉能力を持ちます。ある意味では“曲者”です。よい配役と思います。
〇水戸藩士・藤田 東湖(とうこ)
“本編”では、主に第11話「蝦夷探検」に登場。
水戸徳川家で“烈公”の異名を持つ、攘夷派の首領・徳川斉昭の“懐刀”とも言える側近。
尊王を重んじる水戸藩の思想家。島義勇にとって“先生”でもあり、2人で殿の愛娘・貢姫の縁談を調整します。
(参考:
第11話「蝦夷探検」後半、安政の大地震で、藤田東湖は、母を庇って亡くなります。島義勇は、藤田から学んだことを胸に蝦夷地へ旅立ちます。
「青天を衝け」での配役は、渡辺 いっけい さん。
…藤田 東湖がいなくなり、調整が効かなくなった水戸藩は、さらに過激化します。この配役も、深い演技に期待大です。

――いかがでしょう。思い切り“本編”と絡めて語ってみました。
佐賀藩士の登場が確認できなくても、もう少しで佐賀にも光が当たりそうな気がしてきます。
この「青天を衝け」ですが、他にも徳川慶喜(草彅 剛)、その父・第9代水戸藩主の徳川斉昭(竹中 直人)…と楽しみなキャスティングが続きます。
――余談ですが、私にも「幕末佐賀藩の大河ドラマ」の配役のイメージがあります…
殿・鍋島直正と、請役(藩政ナンバー2)鍋島安房の“キャスト候補”の方が同じページに載っていたので、「おっ!?」と思いました…
…気が向いた方は、「この佐賀の賢人は、この役者さんに演じてほしい!」とか、お考えいただいても面白いかもしれません。
タグ :大河ドラマ