2020年09月12日

「これは見たい!!」

こんにちは。
さがファンブログ」の記事から、ある情報に行き当たりました。

明日13日(日)に佐賀城本丸歴史館で行われる「幕末・維新 佐賀の八賢人おもてなし隊」に関する、イベントのお知らせです。

当ブログは、ほぼ同隊と共通の題材を扱うため、その活動については、つねづね目が離せません。

今のところ私は、似通った文章人物描写になるのを避けるため、幕末明治佐賀題材にした小説などはなるべく、読むのを控えています。

しかし、どう形容すべきか難しいのですが「八賢人おもてなし隊」が演じる歴史寸劇の描き方は真似ができない気がするので、観てもよいことにしています。
〔参照:敬意をこめて,「算盤大名」紀行~佐賀城・本丸~


――念のため言及しますが、私は「八賢人おもてなし隊」の“関係者”ではありません。

そのため、ここからは1人のファン個人的なお話です。

話の発端は、1年ほど前に遡ります。
幕末の佐賀藩には、現代に活かすべき価値がある!」と発心した私。

しかし、私は遠方におり、簡単に佐賀へ帰ることが出来ません。何らかの行動を起こすべく、まず調査資料の作成を続けていました。

がこの“想い”に至ったとき、2018年に開催され大盛況だった“肥前さが幕末維新博覧会”は既に終了しています。ある意味、時機を逸した周回遅れスタートだったとも言えます。


――“先行事例調査”として「佐賀の八賢人おもてなし隊」も、一度は見に行かねば…と考えたのです。

今考えると不遜な態度なわけですが、正直、あまり期待していなかったのです。

いまや全国各地の城や史跡に“おもてなし武将隊”が存在しています。しかし、テレビなどで拝見すると、見ているこちらがヒヤヒヤしてしまうことも…

「頑張って成りきっているのだから、温かい目で見てあげねばならない!」
そのような可能性まで考えていました。

しかも“戦国系の武将隊”ならば、鎧兜に身を固めて刀槍派手に振れば、それだけでカッコいい。「佐賀の八賢人おもてなし隊」には、そんな優位性(アドバンテージ)も無さそうです。



――ある日曜、佐賀城本丸歴史館。私の“心配”は全くの杞憂(きゆう)に終わりました。

その演劇は、私の想定を遥かに超える完成度でした。

何と言いますか、最初は少しイメージとは違いましたが、演目が始まると…
佐賀殿様賢人たちが、そこに居るのが見えた」のですね。

構成も巧みであり、初回から涙腺に来ました。
「これは見るべきだ!やはり佐賀に来るなら日曜日だ!」
…という感じになったわけです。

こうして佐賀調査スケジュールを組むたびに“観劇の時間”を優先的に設定するという現象が起きました。


――13日(日)は、この「八賢人おもてなし隊」の演劇がネットでライブ配信されるそうです。

たしかに演劇は“生もの”でしょう。会場の空気あってこその感動や笑い…その臨場感には代えがたいものがあります。

しかし、文章写真イメージのみで成り立つ当ブログですら、読んでいただける皆様ならば…きっと面白くご覧いただけるのではと思います。

当日の配信開始後は、下記からのリンク先より閲覧できるようですが、
https://www.facebook.com/hachikenjin/
(幕末・維新 佐賀の八賢人おもてなし隊Facebookページ)

演目や上演時間等も含めた情報を得たい方は、以下の記事をご覧ください。
https://sagahachikenjin.sagafan.jp/e950150.html
(幕末・維新 佐賀の八賢人おもてなし隊 「さがファンブログ」記事)


――ちなみにライブ配信開始の9:40から夕方まで、特別上演を含む5本の演目が予定されているようです。

本当は佐賀城本丸で見たいのですが、遠方からでも鑑賞できるのは幸いです。

私にとっては、明日はもはや“お祭り”に等しいので、問題なく鑑賞できれば、個人的な感想を書いたりもしようと思います。

全国各地で“望郷の想い”を秘め、日々を生きる佐賀藩士(?)たちにも、どこかで届くことを願って。