2020年12月22日

「卯月・四月」(歳末反省会⑦)

こんばんは。
今年の反省が、荒波のように押し寄せる年末

岸壁の波しぶき剣を振るつもりで、ひたすら反省会を続けます。
もはや「大河ドラマ」というより、“東映映画”のオープニングみたいですが…


――四月。いわゆる新年度に入った頃。

本編”の連続投稿に、やや疲れの見えてきた私。頭を冷やす意味でも、新企画を試すことにしました。

その1つが「各地域の皆様へのつぶやき」シリーズ。
〔参照:「主に武雄市民の方を対象にしたつぶやき。」

県内各地魅力を見つめ直せば、佐賀の持つ本来の力が目覚めるはず。
「あ…たぶん、これは大河ドラマになるな!」と感覚的に思えることが大事です。


――もう1つが「望郷の剣」シリーズ。

今年の4月といえば“緊急事態宣言”が出ていた頃。なかなか佐賀に帰ることも叶わない“脱藩者”の目線から綴るお話。

かなり屈折していますが、故郷への想いを力に変えていきます。
〔参照:「望郷の剣」


――そんな息抜きを兼ねた新企画も入りつつ…

3月後半から始まった第7話尊王義祭」。年代は1850年頃

前回紹介した佐賀藩士たちのヒーロー・“楠木正成”を祀る「義祭同盟」が結成。ようやく“本編”に出揃った「佐賀七賢人」の若手が活躍します。

うち2人は、大木喬任江藤新平。そして、七賢人には数えられませんが、二人の親友である中野方蔵。この3人の物語が軸になっています。
〔参照:第7話「尊王義祭」⑥



――4月の本編メインは、第8話「黒船来航」。

1853年アメリカペリー黒船で来航。いかにも“幕末”なエピソードです。
現場の浦賀で、黒船の動き偵察した佐賀藩士福地寿兵衛を描きました。
〔参照:第8話「黒船来航」⑨

各地の武士も民衆も大騒ぎする中、冷静黒船を見つめる、佐賀藩士・福地。このとき、幕府はペリーにも長崎への回航を求めていました。


――佐賀藩からすれば…

「やはり来たか!黒船…」という感覚でしょうか。
第8話までの“本編”で、佐賀藩鉄製大砲を開発し、長崎港砲台を整備してきました。

ペリー外交儀礼を守って長崎に回れば、正面から向き合うのは佐賀藩切迫感が違うのです。慌てる幕府が頼ったのは、地道に準備を整えた鍋島直正
〔参照:第8話「黒船来航」⑩

登場は1度きりでしたが、佐賀藩士福地冷静さ黒船来航を予期していた佐賀藩を象徴する姿として描いています。

  


Posted by SR at 22:03 | Comments(0) | 歳末反省会