2022年01月01日

「昨年の我に、今年は勝つべし」

新年あけましておめでとうございます。
本年も、引き続きよろしくお願い申し上げます。

年の瀬の締めくくりは月並みに、NHK『紅白歌合戦』をずっと見ていました。


――心に響いた場面が…?

長崎市出身のさだまさしさんが、同じく長崎県の五島列島・福江島で生まれ育った、司会川口春奈さんに呼びかけるところに反応する私。

春奈ちゃん、早う長崎に帰って来んね~。」
いきなり長崎への帰還を促す、さださんのアピール。笑顔を見せる川口さん。

「この言葉…実は“長崎”が出身者を呼び戻そうとしている…?」
私は、今回も深読みしすぎなのかもしれない。だが全国に熱烈なファンを多数抱える、さだまさしさんの影響力は計り知れない。これが長崎の力か。



――序盤のVTRでも、故郷の島に帰省する川口さんの姿が。

一昨年の大河ドラマ麒麟がくる』では、主人公・明智十兵衛光秀の幼なじみで、織田信長の正室・帰蝶役で急遽の登板。

コロナ禍で撮影も難航する中、凜々しい立ち姿を崩さず、大役を演じきったことが記憶に新しい。

大河ドラマ好演で名をあげ、紅白司会も務めた、川口春奈さんは、すでに「故郷に錦を飾っている」といっても良いのかもしれません。


――そういえば、この方も長崎出身。

例年は年越しライブ会場からの中継が多い、福山雅治さんも今回は、紅白の舞台に来ていました。

「…来るべき新年に向けて、長崎は仕掛けているのか。」
何とはなしに西九州新幹線の開業を迎える、2022年に向けての長崎の勢いを感じる紅白でした。

ちなみに、新年からNHK総合・土曜9時からの枠で『わげもん』という幕末期・長崎通訳者を描いたドラマがあるそうです。

江戸時代、西洋に唯一開かれていた日本の“表玄関”。国際都市長崎を描かねば、佐賀藩の価値は語れません。これは良い傾向だと、期待しています。
〔参照:「西九州にほえろ!」



――ところで今回、紅白のテーマは“カラフル”でした。

長崎の活躍はよかばってん、佐賀ん色の無かごたよ…」
冷静になって考えると、まぁ、そういう事ではあります。

これも県民性なのか、佐賀出身の“芸能人”は少ないと感じます。地道で堅実と語れば…それも佐賀美点なので、ここは否定的に捉えていません。

やはり紅白で“佐賀の色”を出すならば、前回、語った『ゾンビランドサガ』の主人公グループ・フランシュシュに期待するのが近道かもしれません。

正攻法で映画版を大ヒットさせ、第3期のアニメ化も決定すれば、あるいは…。


――ちょっと見てみたい展開が、例えば…

コロナ禍の終息への期待も込めつつ、夏の甲子園等で佐賀代表となった高校の野球部に(吹奏楽部にも)期待することがあります。

ゾンビランドサガ』の楽曲は、意外と“ブラスバンド”映えするのか、ネット上でも鳥栖嬉野楽団などが、演奏をしているのを見かけます。

佐賀のテーマ”が鳴り響く中、不屈の“ゾンビィ旋風”を巻き起して、勝ち進む佐賀代表が話題となれば、棚ぼた的紅白への勝機が見えるかと考えます。

…特に何の根拠もない話なので、“初夢”みたいなものとお考えください。



――そうだ、新年にあたって目標を語らねば…

このように年末年始で気が緩んでいる分、思考が散らかっております。

日常で「私は“佐賀藩士”だから我慢できるけど、もし“佐賀藩士”でなければ我慢できなかった!…(?)」と、心の中で叫ぶことも多い私。
〔参照:「私の失策とイルミネーションのご夫婦(前編)」


――うっかりすると、会議中にも、

そいは、今やらんばならんです。」とか佐賀ことば寄りの発言が出る。内に秘めた佐賀の誇り溢れ出ない程度に抑えながら、大都市圏で生きています。

有明海のように波穏やかに、小城の滝清冽さをもって、みやき・吉野ヶ里の水路のごとく行き届く…柔軟でメリハリの効いた動きが、今年の目標です。

言うは易く行うは難し…」ですが、これが出来れば少なくとも「“昨年の私”には勝ることができるはず」と考える、年始めの一日でした。





  


Posted by SR at 19:26 | Comments(0) | 佐賀への道