2020年02月06日
第3話「西洋砲術」(予告)
こんばんは。
佐賀県の中でも、武雄市民の方にぜひご覧いただきたい第3話。
鍋島直正に強い影響を与えた、武雄領主・鍋島茂義を中心としたお話です。
茂義公の蘭学好きが、“蘭癖”(西洋かぶれ)と言われた佐賀藩を先導し、“ものづくり日本”の近代化は始まった…と考えています。
1.タイトルとあらすじ
第3話「西洋砲術」
佐賀城の火災により、二の丸は全焼。もともと本丸が再建できていなかった佐賀藩。
残った三の丸で、佐賀藩政の中心と藩主・鍋島直正の住居を兼ねることになった。
将軍家の娘である、直正の妻・盛姫。幕府から再建資金を借用すべく大奥に接触する。
一方、藩のナンバー2鍋島安房は、財政再建のために藩士たちとの相談を重ねる。
城の再建の傍ら、武雄領主・鍋島茂義は、長崎の“高島流砲術”に強い興味を持つ。
家来の平山醇左衛門は、オランダ砲術より編み出された技術を学び、茂義に伝えていく。
――時は、1835年。
その年、火災に遭った佐賀城だが、鍋島直正たちの改革は始まっていた。
2.設定
年代:1835年~1843年頃
主な舞台:佐賀藩武雄領
登場七賢人:鍋島直正
3.主要登場人物
〔佐賀本藩〕
鍋島直正…20代前半。城の火災を機に、佐賀藩の実権を掌握する。当時の名は斉正。
盛姫…直正の正室。前将軍・徳川家斉の娘。幕府(大奥)への交渉を担当する。
〔佐賀藩武雄領〕
鍋島茂義…30代半ば。蘭学への情熱が強い。家来(平山)を通じ、西洋砲術を学ぶ。
平山醇左衛門…長崎で“高島流砲術”を学び、茂義への取次ぎ役も務める。
〔佐賀藩須古領〕
鍋島安房…20代半ば。藩の請役(筆頭家老)に就任。藩の財政再建に尽力する。
〔長崎(町役人)〕
高島秋帆…長崎の町を運営する地元の役人。オランダの砲術を学び“高島流”を創始する。
〔幕府〕
水野忠邦…天保の改革を行った老中。才能を見込んで、鳥居・遠山・江川らを登用する。
鳥居耀蔵…幕府目付。のちに南町奉行。「妖怪」とも「マムシ」とも恐れられる執念深い人物。
遠山景元…「遠山の金さん」で知られる江戸北町奉行。鳥居が行う庶民への締め付けに対抗する。
江川英龍…伊豆韮山代官。異国船の脅威に気づき、西洋砲術の視察のため、武雄領に足を運ぶ。
〔その他の主なキャスト(参考)〕
佐賀藩士(長崎御番)…第1話の若侍。異国船に負けない長崎の台場整備、次世代の育成を目指す。
佐賀藩士(勘定方)…第1話の若侍の同僚。長年、勘定方を務める。鍋島安房の財政再建に期待する。
武雄領の家来…領主・鍋島茂義の側近。いつも行動力抜群の茂義に振り回される。忠義心は厚い。
4.タイムテーブル(予定)
(5分)
①佐賀城、火災からの復興
(10分)
②長崎の砲術家と武雄領主
(20分)
③西洋砲術の夜明け
(30分)
④幕閣の妖怪
(40分)
⑤御船山の慟哭と決意
…以上です。
投稿しているうちに、タイムテーブルは変更していく可能性が高いです
佐賀県の中でも、武雄市民の方にぜひご覧いただきたい第3話。
鍋島直正に強い影響を与えた、武雄領主・鍋島茂義を中心としたお話です。
茂義公の蘭学好きが、“蘭癖”(西洋かぶれ)と言われた佐賀藩を先導し、“ものづくり日本”の近代化は始まった…と考えています。
1.タイトルとあらすじ
第3話「西洋砲術」
佐賀城の火災により、二の丸は全焼。もともと本丸が再建できていなかった佐賀藩。
残った三の丸で、佐賀藩政の中心と藩主・鍋島直正の住居を兼ねることになった。
将軍家の娘である、直正の妻・盛姫。幕府から再建資金を借用すべく大奥に接触する。
一方、藩のナンバー2鍋島安房は、財政再建のために藩士たちとの相談を重ねる。
城の再建の傍ら、武雄領主・鍋島茂義は、長崎の“高島流砲術”に強い興味を持つ。
家来の平山醇左衛門は、オランダ砲術より編み出された技術を学び、茂義に伝えていく。
――時は、1835年。
その年、火災に遭った佐賀城だが、鍋島直正たちの改革は始まっていた。
2.設定
年代:1835年~1843年頃
主な舞台:佐賀藩武雄領
登場七賢人:鍋島直正
3.主要登場人物
〔佐賀本藩〕
鍋島直正…20代前半。城の火災を機に、佐賀藩の実権を掌握する。当時の名は斉正。
盛姫…直正の正室。前将軍・徳川家斉の娘。幕府(大奥)への交渉を担当する。
〔佐賀藩武雄領〕
鍋島茂義…30代半ば。蘭学への情熱が強い。家来(平山)を通じ、西洋砲術を学ぶ。
平山醇左衛門…長崎で“高島流砲術”を学び、茂義への取次ぎ役も務める。
〔佐賀藩須古領〕
鍋島安房…20代半ば。藩の請役(筆頭家老)に就任。藩の財政再建に尽力する。
〔長崎(町役人)〕
高島秋帆…長崎の町を運営する地元の役人。オランダの砲術を学び“高島流”を創始する。
〔幕府〕
水野忠邦…天保の改革を行った老中。才能を見込んで、鳥居・遠山・江川らを登用する。
鳥居耀蔵…幕府目付。のちに南町奉行。「妖怪」とも「マムシ」とも恐れられる執念深い人物。
遠山景元…「遠山の金さん」で知られる江戸北町奉行。鳥居が行う庶民への締め付けに対抗する。
江川英龍…伊豆韮山代官。異国船の脅威に気づき、西洋砲術の視察のため、武雄領に足を運ぶ。
〔その他の主なキャスト(参考)〕
佐賀藩士(長崎御番)…第1話の若侍。異国船に負けない長崎の台場整備、次世代の育成を目指す。
佐賀藩士(勘定方)…第1話の若侍の同僚。長年、勘定方を務める。鍋島安房の財政再建に期待する。
武雄領の家来…領主・鍋島茂義の側近。いつも行動力抜群の茂義に振り回される。忠義心は厚い。
4.タイムテーブル(予定)
(5分)
①佐賀城、火災からの復興
(10分)
②長崎の砲術家と武雄領主
(20分)
③西洋砲術の夜明け
(30分)
④幕閣の妖怪
(40分)
⑤御船山の慟哭と決意
…以上です。
投稿しているうちに、タイムテーブルは変更していく可能性が高いです
