2020年12月30日

「神無月・十月」(歳末反省会⑬)

こんばんは。
今年も残すところ、あと1日。丸1年分反省会も、次回までの予定です。


――年末の今日。ついに叔父上からのお土産を開封しました。

太良町の特産品。柑橘類・クレメンティン。贅沢に仕上げたジャムを、白餡に練り込んだ柑橘菓子。

その名も“クレメンティンまんじゅう”。年末まで出し惜しみしておりました。
〔参照:「醒覚の剣(満干)」

「神無月・十月」(歳末反省会⑬)

――これが嬉野市の特産と、引き立て合います。

言わずとしれた、佐賀のブランド・“嬉野茶”。お茶を一口含むと、甘さの幸福感は残りつつも、口内は清涼の境地となります。

その中でも、ほのかに香る柑橘余韻。この二者絶妙のバランスです。


――おっと…、“反省会”を忘れていました。

第14話遣米使節」では、太良町嬉野市が隠れた存在感を発揮します。

叔父上に、有明海の撮影を依頼したのが発端でした。“”と聞いて、太良町に回った、叔父上。色々なロケーションの写真が入手できました。

「神無月・十月」(歳末反省会⑬)

――そこで叔父上は、ある“銅像”に出会います。

幕末期、太良町に存在した美男子(イケメン)。佐賀県民謡岳の新太郎さん」の題材となった人物です。
〔参照:「主に太良町民の皆様を対象にしたつぶやき」

村娘たちの“アイドル”である美男子は、山上寺侍歌詞をよく聞くと、村娘が「岳の新太郎さん」の足止めを企ててます。


――山への帰り道に工作を施(ほどこ)してでも、その姿を長く見ていたい…

想いの強すぎる“アイドル”の追っかけ村娘たちでした。“本編”とは、特に関係しない話ですが、幕末期庶民の暮らしが垣間見えるようです。

当初の予想よりも、ご覧いただいた方が多かった記事で、いまも佐賀県に根強い「岳の新太郎さん」の人気が伺えました。


――“本編”第14話で、太良町は“ロケ地”としても活躍しています。

太良町民の方は、お気づきかもしれません。海はつながっていますから…
〔参照(後半): 第14話「遣米使節」⑮(水平線の向こうに)

そんな“ロケ映え”が期待できそうな太良町。「月の引力が見える町」というキャッチコピーがあるそうです。潮位の干満差が最大6メートル有明海

「神無月・十月」(歳末反省会⑬)

――潮の満干は、現在の嬉野市にも大きい影響を与えます。

川の港“塩田津”は、有明海の干満による水運の力で、繫栄しました。この場所は“本編”の場面設定にも使っています。

ここで佐野栄寿常民)と会話する人物。佐賀藩の支藩・蓮池藩の“忍者”です。
〔参照:第14話「遣米使節」④(長崎街道の往来)


――現在の嬉野市に、広い領地を持っていた“蓮池藩”。

史実でも、長崎イギリス船の動向を探った“忍者”がいたそうです。その名は、古賀源太夫
〔参照:「史実と創作の狭間で…」

情報不足を逆用し「嬉野の忍者(蓮池藩士)・古賀」として、自由に描いています。“忍者”の特権で、話の展開がしやすく、書いていて楽しいキャラクターです。




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Posted by SR at 22:20 | Comments(0) | 歳末反省会
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