2021年02月19日

「“青天”を追う…」

こんばんは。

己の力で立っている…青い天を突き上げている!」
だけじゃなくて、も良いですね。吉沢亮さん。

紹介番組で見たシーン。切立った岩場から、右拳を高く掲げて…このセリフ

今年の大河ドラマ青天を衝け」。14日(日)からスタートしていますが、明日、土曜再放送に合わせて、遅ればせながらの感想です。

主人公は「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一。ちなみに幕末期の話から始まるため、大河ドラマを視聴している間ずっと…私は頭の中が忙しいです。
「“青天”を追う…」

――まずは、その時代と人物を追います。

オープニング近く。成長した渋沢栄一(演:吉沢亮)が、徳川慶喜(演:草彅剛)と出会う場面。まず慶喜たちのを止めようとし、駆け抜けられても、走って追う

1864年の文久年間。場所は京都の設定でした。
「今すでに、徳川の“お命”は尽きてございます!」と叫ぶ、渋沢が印象的でした。

…私が書く“本編”は、いま1859年前後なので、まだ描けていない時期。
知ってはいますが、5年後くらいには江戸幕府…かなり危ういですのですね。


――でも、第1話の主な時代設定は、渋沢栄一の幼少期。

先の場面から20年ほど遡り、1844年頃が中心だったかと思います。子役たちの演技で、養蚕が盛んな農村風景が瑞々しく描かれました。

…少し「青天を衝け」から離れます。

日本史的には、オランダ国王幕府開国勧告をしている時期。
アヘン戦争の結果、見たでしょ。もう危ないから開国しましょうよ。」

…わりと面倒見の良いオランダからの“開国のススメ”。

ここでは幕府は動きませんでしたが、佐賀藩主鍋島直正はこれを好機とみて、長崎オランダ軍艦に乗り込んだりしています。
〔参照(終盤):第5話「藩校立志」③

「“青天”を追う…」

――私のブログは、隙あらば佐賀藩の話に引き込みます。ご注意を。

話は「青天を衝け」に寄りますが、また「佐賀大河ドラマ」のイメージと絡めてみます。“青天第1話のキャストで、“本編”にも登場されている方を一部紹介。

〇幕府老中阿部正弘(演:大谷亮平)。
私が“調整の達人”と考える方。押されているようでも、意外と思惑どおり。“やや太め”のイメージを持ちますが、大河ドラマでのスマートな印象に期待です。

水戸藩主・徳川斉昭(演:竹中直人
とても過激水戸烈公。「イメージどおりだ!」と世間評判も上々のようです。砲術訓練の場面では、勇猛水戸藩士たちに気持ちがザワザワします。

…“本編”でもこの2人のやり取りをイメージした話がありました。調整型の老中・阿部正弘と、過激な“水戸烈公”の会話で、佐賀藩キーワードになります。
〔参照(中盤):第9話「和親条約」③


――そして、第1話の後半で護送されていた人物…

〇西洋砲術家・高島秋帆(演:玉木宏

長崎の有力者・町役人だった高島秋帆ですが、この頃は囚われの身でした。
ちなみに、この直前期までは、佐賀藩西洋砲術先生だった方です。

私が描く“本編”では、高島秋帆捕えられるまでを、こう表現してみました。
〔参照(終盤):第3話「西洋砲術」④-2


――「青天を衝け」の高島先生。

そのうちで良いですから、佐賀のことも想い出してください…

また機会があれば語りたいのですが、「青天を衝け」には、私が殿鍋島直正や、請役・鍋島安房第1候補にイメージする役者さんも出演されています。

麒麟がくる」以上に、大河ドラマ追わねばならない1年になりそうです。



タグ :大河ドラマ

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Posted by SR at 21:12 | Comments(0) | 「大河ドラマ」関連
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