2021年04月17日
「望郷の剣5」
こんばんは。
全国各地で新型コロナの変異株が広がりつつあるようです。私としては、佐賀に“危険”を持ち込むことは何としても避けたく、帰省の自粛を続けています。
実際、ブログの開設以来、一度も“帰藩”できていません。手を変え、品を変えて綴る「望郷の想い」。そんな私にも、佐賀からの“援軍”は来るようです。
最近、“本編”を書けていませんが、ありふれた日常を幕末っぽく(?)描きます。
――ついに、潮目が変わったのか…
私は幕末・明治期に、日本の近代化を先導した佐賀の活躍を追っている。
もう少し若いうちから価値に気づきたかったが、今からでも遅くは無いと信じる。最近、ほんの少しだが「佐賀の扱い」が変わってきたと感じる出来事があった。

――ある大都市圏の、某スーパーで催された“九州物産展”。
今までの流れで言えば…
「“九州の名産”なのに、佐賀の品物だけが無かよ!」とか。
チラシの地図を見ても…
「にゃ~、佐賀んところに色も塗られてなかばい!」とか。
以上のように、様々な悲嘆が私に降りかかっていた。
――しかし、今回は違う。
佐賀牛を先陣に、柑橘が、アスパラが、豆腐が…集結する。本来、当たり前だがチラシの地図、福岡と長崎の間。北部九州の中心に「佐賀」の表示がある。
…ようやく、佐賀県の存在が浮上してきたのだ。
概ね状況を把握した私は、スーパーまで出向くこととした。
――「これは、“会い”に行かねばならぬ」と。
私が、佐賀の物産を応援しているのか。逆に、孤独な戦いを続ける私が、佐賀の品物に激励されているのか。答えは、その両方かもしれない。
「おおっ!“丸ぼうろ”ではないか!?」
陣中には、四百年の伝統を誇る佐賀銘菓も集う。この銘柄を見るのは久しい。
この品はパッケージから、堂々と“佐賀”の存在を示している。
〔参照(後半):「望郷の剣2」〕
以前に同じ店で、佐賀の名を伏せ“九州銘菓”の名のもとに忍ぶ“丸ぼうろ”を見かけたことがあった。それは、どうやら本気を出す前の偵察だったようだ。
〔参照(後半):「望郷の剣4」〕

――さらに“新顔”とも出会った。
佐賀県産大豆(フクユタカ)を100%と潤沢に使用し、武雄市で作られた豆腐。原料の生産地も含めて、生粋の“さがんもん”と言ってよいだろう。
武雄といえば、幕末の佐賀藩でも“精鋭部隊”として知られた強者。
「…よく来てくれた。何とも頼もしい。」
もはや豆腐とも対話している感じになっているが、大目に見てほしい。そのくらい感動しているのだ。
――少しずつだが、着実に「佐賀の時代」は近づいている…
偶然なのかもしれない。明らかに以前とは違う“佐賀の扱い”。そして、佐賀の名を背負う品々は、順調な売れ行きを見せていた。
「これも、“変化の兆し”と見てもよいのか…」
先の見えない世の中。“希望”は細い糸のように頼りないかもしれない。しかし、私は本来あるべき姿への潮流を感じずにはいられなかった。
全国各地で新型コロナの変異株が広がりつつあるようです。私としては、佐賀に“危険”を持ち込むことは何としても避けたく、帰省の自粛を続けています。
実際、ブログの開設以来、一度も“帰藩”できていません。手を変え、品を変えて綴る「望郷の想い」。そんな私にも、佐賀からの“援軍”は来るようです。
最近、“本編”を書けていませんが、ありふれた日常を幕末っぽく(?)描きます。
――ついに、潮目が変わったのか…
私は幕末・明治期に、日本の近代化を先導した佐賀の活躍を追っている。
もう少し若いうちから価値に気づきたかったが、今からでも遅くは無いと信じる。最近、ほんの少しだが「佐賀の扱い」が変わってきたと感じる出来事があった。
――ある大都市圏の、某スーパーで催された“九州物産展”。
今までの流れで言えば…
「“九州の名産”なのに、佐賀の品物だけが無かよ!」とか。
チラシの地図を見ても…
「にゃ~、佐賀んところに色も塗られてなかばい!」とか。
以上のように、様々な悲嘆が私に降りかかっていた。
――しかし、今回は違う。
佐賀牛を先陣に、柑橘が、アスパラが、豆腐が…集結する。本来、当たり前だがチラシの地図、福岡と長崎の間。北部九州の中心に「佐賀」の表示がある。
…ようやく、佐賀県の存在が浮上してきたのだ。
概ね状況を把握した私は、スーパーまで出向くこととした。
――「これは、“会い”に行かねばならぬ」と。
私が、佐賀の物産を応援しているのか。逆に、孤独な戦いを続ける私が、佐賀の品物に激励されているのか。答えは、その両方かもしれない。
「おおっ!“丸ぼうろ”ではないか!?」
陣中には、四百年の伝統を誇る佐賀銘菓も集う。この銘柄を見るのは久しい。
この品はパッケージから、堂々と“佐賀”の存在を示している。
〔参照(後半):
以前に同じ店で、佐賀の名を伏せ“九州銘菓”の名のもとに忍ぶ“丸ぼうろ”を見かけたことがあった。それは、どうやら本気を出す前の偵察だったようだ。
〔参照(後半):
――さらに“新顔”とも出会った。
佐賀県産大豆(フクユタカ)を100%と潤沢に使用し、武雄市で作られた豆腐。原料の生産地も含めて、生粋の“さがんもん”と言ってよいだろう。
武雄といえば、幕末の佐賀藩でも“精鋭部隊”として知られた強者。
「…よく来てくれた。何とも頼もしい。」
もはや豆腐とも対話している感じになっているが、大目に見てほしい。そのくらい感動しているのだ。
――少しずつだが、着実に「佐賀の時代」は近づいている…
偶然なのかもしれない。明らかに以前とは違う“佐賀の扱い”。そして、佐賀の名を背負う品々は、順調な売れ行きを見せていた。
「これも、“変化の兆し”と見てもよいのか…」
先の見えない世の中。“希望”は細い糸のように頼りないかもしれない。しかし、私は本来あるべき姿への潮流を感じずにはいられなかった。
タグ :佐賀