2021年04月04日

「“青天”のヒロイン」

こんばんは。

久しぶりの「青天を衝け」の感想ですが、今回はドラマ要素に注目しました。あまり語って来なかった、主人公・渋沢栄一(演:吉沢亮)周辺の話から。

写真は掲載しませんので、大河ドラマの余韻とともに、ご覧ください…


――冒頭で、栄一と尾高千代(演:橋本愛)との物語が展開します。

演じる女優さんに関連して、2013年朝ドラあまちゃん』に話を引っ張ります。

岩手・三陸海岸で魅力を開花させ、東京に戻った主人公・アキ(演:能年玲奈)に対して、不運が重なり地元に残ったユイ(演:橋本愛)。

地元を早く出て、憧れの都会で才能を発揮したい…主人公の親友であり、内心ではライバルでもある、屈折した感情役回り


――2人の関係性は、まるで「太陽と月」。

物語の展開に沿ってクール…というより鋭い存在感を示し始めた、ユイちゃん。

東京に出たかった少女は、現地で大災害に直面。地元の人とともに乗り越えていく立場になっていきます。

準主役として強い印象を残した橋本愛さん。近年は大河ドラマでよく見かけます。2018年『西郷どん』、2019年『いだてん』と立て続けに出演していました。


――ついに『青天を衝け』では、大河ドラマのヒロインに。

栄一吉沢亮)と渋沢喜作(演:高良健吾)の2人が、千代橋本愛)をめぐって、剣術の試合で勝負します。

激しい竹刀での打ち合い。幼少期から密かにアイドルだった女子の面前。もう、その想いは隠すことなく、火花を散らすイケメン2人。


――そして、ここで“真の勝者”が現れます。

周囲も盛り上がる、熱戦の最中。渋沢喜作高良健吾)の方と縁談が進んでいた“よし”(演:成海璃子)が登場。

よし(成海璃子)が、突然に喜作応援を始めたことで、場の空気が一変。
千代(橋本愛)も、内心を吐露して栄一(吉沢亮)に声援を送ります。


――これで“勝負あり”。

剣術の試合とは、まったく違う次元で決着は付きました。

こうして栄一千代吉沢亮橋本愛)。喜作よし高良健吾成海璃子)。目にも優しい、美男美女のカップルが2組誕生しました。


――めでたし、めでたし…

…しかし、今回は書くうちに予定外の内容になりました。

もともとは、井伊直弼(演:岸谷五朗)の描き方について語るつもりが、前置きで話がまとまってしまったので、また改めたいと思います。

  
タグ :大河ドラマ


Posted by SR at 22:24 | Comments(0) | 「大河ドラマ」関連