2021年10月19日
「大河ドラマ 3度目の出演者たち」
こんばんは。
さて『青天を衝け』(第31回)の感想。もちろん佐賀藩士たちの動向を見つめます…とはいえ、番組全体の流れもあるので、まず冒頭の場面を語りましょう。
前回の“衝撃の場面”の後の展開も、やはり衝撃だった。渋沢栄一〔演:吉沢亮〕が東京に連れて帰ったのは、身重となった女中・大内くに〔演:仁村紗和〕。
――玄関で待つのは、渋沢の妻・千代〔演:橋本愛〕。
先週の次回予告では、どういう展開になるか読めていませんでしたが…
夫の子を宿した大内くにへの、妻・渋沢千代の達観した表情が見られました。これを“菩薩”とか形容する視聴者もいた様子。
〔参照:「“青天”のヒロイン」〕
「すべてを受け入れ、ともに生きる…」という“心の広さ”を見せつけ、夫・栄一を平伏させたかと思えば、1人になってから深~い“ため息”。
――この場面、今後の“大女優”への予感を持ちます。
そして「ユイちゃん、成長したべ!」と“東北なまり”が聞こえてきそうな感覚まで残ります。2013年の朝ドラ『あまちゃん』での準ヒロインだった、橋本愛さん。
『西郷どん』(2018年)『いだてん』(2019年)にも出演。今年の『青天を衝け』では、ついに“ヒロイン”の座に。大河ドラマも3度目の貫禄すら感じるところ。
…よし、ドラマ全体のポイントは語りました(?)。これから、佐賀の話に戻ります。

――日曜の放送で、私が一番盛り上がったところ。
土曜の再放送を見られる方は、開始から13分ほど経過した辺りから“集中”を高めていただきたい。今回は「司法卿 江藤新平」の字幕も出ます。
ここで、増田修一郎さん演じる江藤新平が登場。まだ、「大蔵省と対立」「政治体制の議論に熱心」「約定は意識する」といった描き方に留まるのは残念。
〔参照:「“青天を衝け”に、江藤新平も登場!」〕
――やや、「大河ドラマ」のシナリオから外れますが
偶然にも江藤新平の奥様も、千代(千代子)さんという名前。幼なじみのいとこ同士での結婚…というところは、渋沢とかぶっています。
しかし、今までの調べでは、わりと家庭を大事にしていそうな、江藤さん。囲うのは愛人ではなくて、賢いのにお金が無い書生たちのようです。
まぁ、幕末期に佐賀を脱藩するし、明治期には過酷な運命に進んでいくので…渋沢家以上に妻子は大変と思われます。
今年の大河ドラマで江藤に残る時間は、あとわずか。権力の横暴に苦しむ人たちを救おうとする「弱き者の味方」としての江藤新平の描写は期待できなさそう。

――でも、『青天を衝け』での江藤さんも…
佇(たたず)まいは、なかなかの見映えと思います。「“司法卿”映え」するのだから「危ういほどの才能」か「行き過ぎた正義」か、どちらかは見たいところ。
演じる増田修一郎さんも、「大河ドラマの出演は3度目」らしいのです。
「このままでは終わらない…」熱い設定があると信じたいと思います。
――なお、江藤新平については、
その最期が悲劇と知られており、不用意にネット検索をすると、あまりにも辛い画像が表示されるため、ご注意ください。
なぜ、そのような扱いをされることになったか…逆説的ですが、そこに江藤が、実は“ヒーロー”だった理由も隠されているのかもしれません。
さて『青天を衝け』(第31回)の感想。もちろん佐賀藩士たちの動向を見つめます…とはいえ、番組全体の流れもあるので、まず冒頭の場面を語りましょう。
前回の“衝撃の場面”の後の展開も、やはり衝撃だった。渋沢栄一〔演:吉沢亮〕が東京に連れて帰ったのは、身重となった女中・大内くに〔演:仁村紗和〕。
――玄関で待つのは、渋沢の妻・千代〔演:橋本愛〕。
先週の次回予告では、どういう展開になるか読めていませんでしたが…
夫の子を宿した大内くにへの、妻・渋沢千代の達観した表情が見られました。これを“菩薩”とか形容する視聴者もいた様子。
〔参照:
「すべてを受け入れ、ともに生きる…」という“心の広さ”を見せつけ、夫・栄一を平伏させたかと思えば、1人になってから深~い“ため息”。
――この場面、今後の“大女優”への予感を持ちます。
そして「ユイちゃん、成長したべ!」と“東北なまり”が聞こえてきそうな感覚まで残ります。2013年の朝ドラ『あまちゃん』での準ヒロインだった、橋本愛さん。
『西郷どん』(2018年)『いだてん』(2019年)にも出演。今年の『青天を衝け』では、ついに“ヒロイン”の座に。大河ドラマも3度目の貫禄すら感じるところ。
…よし、ドラマ全体のポイントは語りました(?)。これから、佐賀の話に戻ります。
――日曜の放送で、私が一番盛り上がったところ。
土曜の再放送を見られる方は、開始から13分ほど経過した辺りから“集中”を高めていただきたい。今回は「司法卿 江藤新平」の字幕も出ます。
ここで、増田修一郎さん演じる江藤新平が登場。まだ、「大蔵省と対立」「政治体制の議論に熱心」「約定は意識する」といった描き方に留まるのは残念。
〔参照:
――やや、「大河ドラマ」のシナリオから外れますが
偶然にも江藤新平の奥様も、千代(千代子)さんという名前。幼なじみのいとこ同士での結婚…というところは、渋沢とかぶっています。
しかし、今までの調べでは、わりと家庭を大事にしていそうな、江藤さん。囲うのは愛人ではなくて、賢いのにお金が無い書生たちのようです。
まぁ、幕末期に佐賀を脱藩するし、明治期には過酷な運命に進んでいくので…渋沢家以上に妻子は大変と思われます。
今年の大河ドラマで江藤に残る時間は、あとわずか。権力の横暴に苦しむ人たちを救おうとする「弱き者の味方」としての江藤新平の描写は期待できなさそう。
――でも、『青天を衝け』での江藤さんも…
佇(たたず)まいは、なかなかの見映えと思います。「“司法卿”映え」するのだから「危ういほどの才能」か「行き過ぎた正義」か、どちらかは見たいところ。
演じる増田修一郎さんも、「大河ドラマの出演は3度目」らしいのです。
「このままでは終わらない…」熱い設定があると信じたいと思います。
――なお、江藤新平については、
その最期が悲劇と知られており、不用意にネット検索をすると、あまりにも辛い画像が表示されるため、ご注意ください。
なぜ、そのような扱いをされることになったか…逆説的ですが、そこに江藤が、実は“ヒーロー”だった理由も隠されているのかもしれません。
Posted by SR at 22:44 | Comments(0) | 「大河ドラマ」関連
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