2021年01月30日

「幕末に、家康公!?」

こんにちは。

来月からの新・大河ドラマ青天を衝け」の情報が、少しずつ明らかになってきています。そして、2~3日前。こんな情報を確認しました。

青天を衝け」の徳川家康役は、北大路欣也さん。
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=27676
(外部サイト)

このニュースを見た私。最初の反応はこうでした。
「い…、いえやす!?」


――あれっ!?「青天を衝け」は幕末・明治時代の…

“日本資本主義の父”と評される旧幕臣・渋沢栄一をイケメン・吉沢亮演じるドラマではないのか。

「なぜ、家康公が…幕末のドラマに?」
私は困惑する。徳川家康没年は、たしか“大坂の陣”の翌年で1616年

「幕末に、家康公!?」

――幕末と言えば、黒船来航の1853年以降を指すことが多い。

その間、240年近くの歳月が流れている。
徳川家康は、この時代の人ではないのだ。

…はっきりとはわからないが、ナレーションを担当する?という話も。
江戸幕府の終わりを創業者家康視点で見る。そんな演出も想像する。


――思考が、一巡りして気付いた。

そういえば、私が書く“本編”でも、幕末期以外、もっと人物登場する。
ドラマ内ドラマ」として、佐賀藩士たちのヒーロー・楠木正成を描いた。

今のところ大隈八太郎重信)の三井子が、物語を読み聞かせる設定で、幾度かの登場がある。
〔参照(後半):「弥生・三月」(歳末反省会⑥)

「幕末に、家康公!?」

――時は、南北朝時代(1336年頃)

後醍醐天皇の“建武の新政”は崩壊寸前だった。敵対する足利尊氏の人望をよく知り、朝廷和睦を進言、ともに国を支えようと試みる楠木正成という解釈。

…この展開を、幕末明治期の佐賀藩の“想い”につなげていく。

鍋島安房(須古領・白石町)、鍋島河内(白石鍋島家・みやき町)など、楠木正成を敬う、佐賀藩重役たち。
〔参照(前半):第12話「海軍伝習」④(義祭同盟の青春)

そして、枝吉神陽が率いて、幕末佐賀で活動した“楠公”の名を冠する結社「義祭同盟」は、明治日本を支える人材を多数輩出する。


――もし、大河でも「ドラマ内ドラマ」が許容されるなら…

このような時を超えた演出が「青天を衝け」で好評ならば「幕末佐賀藩大河ドラマ」実現の攻め幅は広がる。

楠木正成大河ドラマ誘致には、本拠地の近く大阪(河内長野市)周辺だけでなく、兵庫(神戸市)、東京(千代田区)など多数の地域での動きがあるようだ。

人口規模では劣る、佐賀。時には奇策も必要かもしれない。

さて、私には楽しみになってきた“幕末家康”の描かれ方。どのように歴史つながりを表現するか、期待です。




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Posted by SR at 17:49 | Comments(0) | 企画案・雑記帳
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