2024年07月01日

「滑込の剣」(2)いざ、佐賀之“世界”へ

こんばんは。ここ数年、「なかなか帰れない」「佐賀の遠か…」と言い続けましたが、今年はすでに2回も佐賀県内に入っています。

うち1回目の話。5月上旬の佐賀市内です。

――佐賀駅のBC(バスセンター)とJRの改札口との間。

たしか“えきマチ1丁目”と呼ばれる区画。数年前に一度、佐賀駅構内からは書店が消滅したのだが、新しい本屋が出て“復活”していた。

店の名はそのまま「佐賀之書店」。なかなかインパクトのある看板で「う~む」とばかりに、しばらく眺めてみる。

…これは、佐賀還ったのを実感するには良い場所だ。

――いや、感慨にふけっている場合ではない。

この時の用件は、“佐賀の七賢人”の誇る稀才・江藤新平の没後150年特別展を観に行くことだ。

私がこの企画展示を見ようものなら、相当な時間を遣うのは想像に難くない。

「…少々、腹ごしらえが要りそうだ。」
人智空腹より生じる”と聞くが、私のような凡人には真似ができそうにない。

さて、佐賀駅のすぐ近くに“街かど畑”という呼称を持つスーパーがある。

そこで、嬉野茶飯お弁当を入手して「美味い、美味い!」と食べている傍らでは、ピアノの音色が響いていた。



  


Posted by SR at 22:07 | Comments(2) | 佐賀への道