2022年11月14日

「160年前の“伝説”」

こんばんは。
連続ブログ小説”というタイトルで綴りました、第2作目『聖地の剣』。

一言にすると、現代の佐賀城下の一角を中心として、ある佐賀県の出身者が狭い範囲を回るだけ…という展開でした。

それでも私にとっては、短い時間でも当ブログにとっての“聖地”を巡ることができて、すごく得るものが多かったと思います。


――実際のところを言えば…

以前の私は佐賀城を見て、そこまでの感銘を受けることはありませんでした。

本丸御殿を再現した歴史館ができた効果もあると思いますが、「人も変われば変わるもの…」というところでしょうか。



そのシリーズで時間を稼ぐ間に“本編”も書いてみたのですが、わずか3回分の下書きのストックが出来たのみという状況です。

なお本編の”現在地”は、文久二年(1862年)の京の都・長州藩邸です。
〔参照:第18話「京都見聞」⑫(江藤、“長州”と出会う)


――今(2022年)から、160年前の佐賀。

ある佐賀下級武士が、藩境を越えて、福岡へと抜けていきました。その名は言うまでもなく、江藤新平
〔参照:第18話「京都見聞」①(新平、東へ)

佐賀七賢人の1人として知られ、熱烈なファンも結構多いと聞くので、実は当初から描写に気を遣うところも。

私としても、なるべく歴史上の大筋を外さずに、が信じた正義を貫こうと苦闘する“ヒーロー”として書きたい感覚があります。

”が付くほど理屈っぽいけども、誰もがお手上げの問題を解決し、本当に困っている人々には優しい…そんな印象です。



――これから、京の都での活躍も描きたい。

江藤という人物を語るとき、最期悲劇に終わり、衝撃的に過ぎることが無視できず、暗い影を落としています。

しかし、幕末期での秘められた熱い志と、明治新時代での隠された活躍が、私はまとめて見たいのです。やはり願わくば「大河ドラマ」で、と考えます。

その格好良さが、なかなか映像化されないので、勝手に江藤が主役の作品をイメージして、”本編”第2部の第18話「京都見聞」を書いています。
〔参照:第18話「京都見聞」⑪(佐賀より来たる者なり)

昔の私も持っていた教科書通りの「”士族反乱”の首謀者」という、古い語り方を覆してみたい。


――こう考えると、ちょっとワクワクしてきます。

但し、私の能力はといえば、『聖地の剣』で繰り返したように「日常の難事でも四苦八苦するレベル」です。

国家的難題を次々と解決する、日本史上でも稀有な才覚を持った江藤新平を描くのには躊躇があります。

けれども、私程度の人間でも描けるならば、才能のある方は、もっと格好良い江藤の姿を書けるはずなので、それにも期待します。



――大作家・司馬遼太郎先生の『歳月』は読みたいのですが…

江藤新平主役の作品としては、おそらく最も有名だと思います。但し、先に読むと自分では描けなくなりそうで、まだ同作を読むのは控えています。

とりあえず「目指せ、映像化」と思いながら書き進めますが、当分、下書き期間が続きそうなので、暖かく見守っていただければ幸いです。




  


Posted by SR at 21:47 | Comments(0) | 構成編(P)