2020年06月04日
「現在(いま)も、試合中」
こんばんは。
新型コロナのプロスポーツへの影響が連日報じられているところです。今年のシーズンは何とか開幕できるのか、観戦は、やはり無理なのか…
サッカーや野球の観戦が好きな方は「何かが決定的に足りない」日々かもしれません。佐賀では、Jリーグの再開を待ちわびるサガン鳥栖のサポーターの方が、そんな気持ちなのでしょうか。
――さて、私が興味を持っているジャンルは歴史。とくに幕末の佐賀藩です。
「なぜ、あまり詳しくないスポーツ観戦を語ったのか?」
…普段から当ブログをご覧の方は、そう感じたかもしれません。
――最近、思うことがあるのです。「私と、プロスポーツの熱心なファンは、意外と似ているのでは」と…
「歴史って、過去の話ではないのか!結果がわからないから面白い、スポーツとは異質では?」
…というご意見はありそうです。
ええ、史実としては、結果がわかっていることが多いです。しかし、それが曲者(くせもの)なのです。
――私が思う、幕末の佐賀藩は“競技の実力”はあるのに“試合の結果”が伴っていないチーム。
幕末・明治期にあらゆる方面で、日本の近代化に尽くした佐賀藩。
技術の開発を先導し、国家の仕組みを構築し、社会の意識を変えていきました。
ここで、少し変わった例えをします。
“競技の実力”…歴史上で、果たした役割と功績
“試合の結果”…現在の(一般の人からの)評価
…と考えて見ました。
幕末佐賀藩の価値は、現代において過少評価されている印象です。
全国的には、ほぼ知られていないというのが、正直なところでは無いでしょうか。

※幕末佐賀藩の賢人のうち、10人が揃う「佐賀駅前まちかど広場」。
――そして、テレビの歴史系番組での、佐賀藩の存在感と言えは…
①「よし、次回から、ついに江藤新平が登場するぞ。」
→大河ドラマ。全47回中、わずか4回ほどで出番が終了。
②「東京への遷都の話で、大木喬任の名前が出てきた!」
→渋めの歴史番組。登場は一瞬で、“その他の人物扱い”は否めない。
③「…あ、品川の“お台場”の鉄製大砲は、佐賀藩製です…」
→軽めの歴史番組。佐賀藩と言えば、まず反射炉と鉄製大砲なのに、まったく触れられず。
…しかも、全く存在が示されない“完封負け”である、③のパターンが最も多いです。まるで、残念な試合展開を追うサポーターのような気持ちではないでしょうか。
――こうして私は“試合”を見る度に、釈然としない思いを抱え…
自分でも、作ることにしました!
思い切り、幕末佐賀藩の価値を示す場を。
普通に語るだけでも、凄い業績と能力の“佐賀藩の賢人”たち。
これに“主人公”としてのポジションまで加われば!と期待は膨らみます。
…まぁ、当ブログが面白くないとすると、ひとえに私の実力不足なので、これから頑張ります。
――そして、私がブログで描く佐賀の“賢人たち”は、既にこの世を“引退”なさっています。
そう考えると、幕末の佐賀藩を“試合”に勝たせることができるのは、きっと現代を生きる“サポーター”だけなのです。
新型コロナのプロスポーツへの影響が連日報じられているところです。今年のシーズンは何とか開幕できるのか、観戦は、やはり無理なのか…
サッカーや野球の観戦が好きな方は「何かが決定的に足りない」日々かもしれません。佐賀では、Jリーグの再開を待ちわびるサガン鳥栖のサポーターの方が、そんな気持ちなのでしょうか。
――さて、私が興味を持っているジャンルは歴史。とくに幕末の佐賀藩です。
「なぜ、あまり詳しくないスポーツ観戦を語ったのか?」
…普段から当ブログをご覧の方は、そう感じたかもしれません。
――最近、思うことがあるのです。「私と、プロスポーツの熱心なファンは、意外と似ているのでは」と…
「歴史って、過去の話ではないのか!結果がわからないから面白い、スポーツとは異質では?」
…というご意見はありそうです。
ええ、史実としては、結果がわかっていることが多いです。しかし、それが曲者(くせもの)なのです。
――私が思う、幕末の佐賀藩は“競技の実力”はあるのに“試合の結果”が伴っていないチーム。
幕末・明治期にあらゆる方面で、日本の近代化に尽くした佐賀藩。
技術の開発を先導し、国家の仕組みを構築し、社会の意識を変えていきました。
ここで、少し変わった例えをします。
“競技の実力”…歴史上で、果たした役割と功績
“試合の結果”…現在の(一般の人からの)評価
…と考えて見ました。
幕末佐賀藩の価値は、現代において過少評価されている印象です。
全国的には、ほぼ知られていないというのが、正直なところでは無いでしょうか。
※幕末佐賀藩の賢人のうち、10人が揃う「佐賀駅前まちかど広場」。
――そして、テレビの歴史系番組での、佐賀藩の存在感と言えは…
①「よし、次回から、ついに江藤新平が登場するぞ。」
→大河ドラマ。全47回中、わずか4回ほどで出番が終了。
②「東京への遷都の話で、大木喬任の名前が出てきた!」
→渋めの歴史番組。登場は一瞬で、“その他の人物扱い”は否めない。
③「…あ、品川の“お台場”の鉄製大砲は、佐賀藩製です…」
→軽めの歴史番組。佐賀藩と言えば、まず反射炉と鉄製大砲なのに、まったく触れられず。
…しかも、全く存在が示されない“完封負け”である、③のパターンが最も多いです。まるで、残念な試合展開を追うサポーターのような気持ちではないでしょうか。
――こうして私は“試合”を見る度に、釈然としない思いを抱え…
自分でも、作ることにしました!
思い切り、幕末佐賀藩の価値を示す場を。
普通に語るだけでも、凄い業績と能力の“佐賀藩の賢人”たち。
これに“主人公”としてのポジションまで加われば!と期待は膨らみます。
…まぁ、当ブログが面白くないとすると、ひとえに私の実力不足なので、これから頑張ります。
――そして、私がブログで描く佐賀の“賢人たち”は、既にこの世を“引退”なさっています。
そう考えると、幕末の佐賀藩を“試合”に勝たせることができるのは、きっと現代を生きる“サポーター”だけなのです。