2022年09月20日
「さよなら…ではなく、ありがとう。」
こんばんは。
台風14号は、南九州を中心に猛威をふるった様子が報じられていました。
年々、このような「前例の無い」風水害が多くなっている印象はありますが、可能な範囲で備えるほかない…のかもしれません。
長崎・佐賀の西九州エリアは、何とか大きい被害を免れたようで、どうにか次のイベントに進めるようです。
――「9月23日 西九州新幹線の開業」
佐賀県の西部地域にとっては、分岐点となる出来事でしょうか。武雄市・嬉野市にとっては、待望の開業で周辺の期待も大きいはず。
鹿島市・太良町にとっては、長崎本線がメインルートから外れてしまう感覚が強いかもしれません。
並行在来線としての当該区間を管理するのは、一般社団法人「佐賀長崎鉄道管理センター」と聞きます。
鹿島市に事務所を構える…と他地域にいる私は、最近ようやく知りました。

――「何だか、寂しいなぁ。」
“特急かもめ”は、もう長崎本線を走らないので、そう想うのも当然と思います。
そして9月22日には肥前鹿島駅で、特急かもめに感謝を伝える“卒業式”のようなイベントがあるようです。
22時~23時頃の遅い時間帯ではあるものの、ホームを“かもめ”への感謝で埋め尽くす試みがなされるそうです。
「さよなら」ではなく「ありがとう」。進学や就職、悲喜こもごもの人生を乗せて走ってきた“かもめ”の旅立ちに贈る言葉。

――この展開、泣けてきます。
しかし“佐賀の者”として、ただ感傷に立ち尽くすわけにはいかない…ということなのか。
翌日には「ようこそ かささぎ」という合い言葉とともに、早朝6時台には“特急かささぎ”の出発式。8時台には、その“かささぎ”の出迎えがあるそうです。
その9月23日の肥前鹿島駅は、太良町・鹿島市・白石町・江北町の近隣1市3町で終日イベントがある様子。
https://www.city.saga-kashima.lg.jp/main/26631.html ※外部サイト(鹿島市)
――その『魅力発信フェス@肥前鹿島駅』でも
江北町は、町制70周年記念のテーマソングを舞台で、披露する様子です。
楽曲制作を担当したバンドは“くるり”さんで、曲名は「宝探し」。
個人的には、NHK『ファミリーヒストリー』の主題歌「Remember me(リメンバー・ミー)」などでも耳なじみがある歌手です。

――どんな楽曲か、気になったので…
江北町70周年記念サイトをあたってみると、トップの動画で視聴できました。
https://kouhoku70th.jp/ ※外部サイト(江北町70周年 記念特設サイト)
「宝探しに~夢中になった~♪」というメロディーに乗せてプロモーションビデオ(PV)風に動画が流れます。
もともと音楽を探していたのですが、江北町の学校の先生の目線から、淡々と映し出される“物語”に見入ってしまいました。
――「さよなら…」ではなく、「ありがとう。」
毎年のように、卒業生を見送り続けてきたのだろう、中年の教師。
“コロナ禍”で日常が失われても、いつもの年のように生徒に過ごしてほしいと、奮闘する様子がうかがえます。
そして、ラスト近くで、この先生は「肥前山口駅」の“卒業”に出会う事に。

――分岐点として親しまれてきた、この駅名も、
9月22日で卒業となります。新しく「江北駅」としての“物語”が続くようです。
「せんせい。」
駅のホームで声をかけられた教師は、すっかり成長して、2人の子どもを連れた、かつての卒業生に声をかけられます。
たぶん、卒業生から笑顔で声をかけられるのは、“教師冥利“に尽きる瞬間なのでしょう。

――「宝探し」とは、よく言ったもので、
いろいろ考えさせられました。江北町は、良いテーマソングを得たようですね。
私自身が、今行っている事も“宝探し”だと考えています。ほぼリモートの活動ですが、きっと佐賀には、私が見つけるべき“何か”があると。
長崎本線にも88年の歴史があるそうで、これから見つかる“宝”もあるんじゃないかと思います。そのうちに、現地での“発掘”にも向かいたいです。
〔最近の関連記事〕
「そこに“かもめ”は、飛ばずとも…」(太良町)
「“かささぎ”が舞う、干潟の街に」(鹿島市)
「主に江北町民の皆様を対象にしたつぶやき」(江北町)
連続ブログ小説「聖地の剣」(14)泥をすすって花の咲く(白石町)※特産品関連
台風14号は、南九州を中心に猛威をふるった様子が報じられていました。
年々、このような「前例の無い」風水害が多くなっている印象はありますが、可能な範囲で備えるほかない…のかもしれません。
長崎・佐賀の西九州エリアは、何とか大きい被害を免れたようで、どうにか次のイベントに進めるようです。
――「9月23日 西九州新幹線の開業」
佐賀県の西部地域にとっては、分岐点となる出来事でしょうか。武雄市・嬉野市にとっては、待望の開業で周辺の期待も大きいはず。
鹿島市・太良町にとっては、長崎本線がメインルートから外れてしまう感覚が強いかもしれません。
並行在来線としての当該区間を管理するのは、一般社団法人「佐賀長崎鉄道管理センター」と聞きます。
鹿島市に事務所を構える…と他地域にいる私は、最近ようやく知りました。
――「何だか、寂しいなぁ。」
“特急かもめ”は、もう長崎本線を走らないので、そう想うのも当然と思います。
そして9月22日には肥前鹿島駅で、特急かもめに感謝を伝える“卒業式”のようなイベントがあるようです。
22時~23時頃の遅い時間帯ではあるものの、ホームを“かもめ”への感謝で埋め尽くす試みがなされるそうです。
「さよなら」ではなく「ありがとう」。進学や就職、悲喜こもごもの人生を乗せて走ってきた“かもめ”の旅立ちに贈る言葉。
――この展開、泣けてきます。
しかし“佐賀の者”として、ただ感傷に立ち尽くすわけにはいかない…ということなのか。
翌日には「ようこそ かささぎ」という合い言葉とともに、早朝6時台には“特急かささぎ”の出発式。8時台には、その“かささぎ”の出迎えがあるそうです。
その9月23日の肥前鹿島駅は、太良町・鹿島市・白石町・江北町の近隣1市3町で終日イベントがある様子。
https://www.city.saga-kashima.lg.jp/main/26631.html ※外部サイト(鹿島市)
――その『魅力発信フェス@肥前鹿島駅』でも
江北町は、町制70周年記念のテーマソングを舞台で、披露する様子です。
楽曲制作を担当したバンドは“くるり”さんで、曲名は「宝探し」。
個人的には、NHK『ファミリーヒストリー』の主題歌「Remember me(リメンバー・ミー)」などでも耳なじみがある歌手です。
――どんな楽曲か、気になったので…
江北町70周年記念サイトをあたってみると、トップの動画で視聴できました。
https://kouhoku70th.jp/ ※外部サイト(江北町70周年 記念特設サイト)
「宝探しに~夢中になった~♪」というメロディーに乗せてプロモーションビデオ(PV)風に動画が流れます。
もともと音楽を探していたのですが、江北町の学校の先生の目線から、淡々と映し出される“物語”に見入ってしまいました。
――「さよなら…」ではなく、「ありがとう。」
毎年のように、卒業生を見送り続けてきたのだろう、中年の教師。
“コロナ禍”で日常が失われても、いつもの年のように生徒に過ごしてほしいと、奮闘する様子がうかがえます。
そして、ラスト近くで、この先生は「肥前山口駅」の“卒業”に出会う事に。
――分岐点として親しまれてきた、この駅名も、
9月22日で卒業となります。新しく「江北駅」としての“物語”が続くようです。
「せんせい。」
駅のホームで声をかけられた教師は、すっかり成長して、2人の子どもを連れた、かつての卒業生に声をかけられます。
たぶん、卒業生から笑顔で声をかけられるのは、“教師冥利“に尽きる瞬間なのでしょう。
――「宝探し」とは、よく言ったもので、
いろいろ考えさせられました。江北町は、良いテーマソングを得たようですね。
私自身が、今行っている事も“宝探し”だと考えています。ほぼリモートの活動ですが、きっと佐賀には、私が見つけるべき“何か”があると。
長崎本線にも88年の歴史があるそうで、これから見つかる“宝”もあるんじゃないかと思います。そのうちに、現地での“発掘”にも向かいたいです。
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Posted by SR at 22:38 | Comments(0) | 佐賀への道
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