2022年07月07日
「主に江北町民の皆様を対象にしたつぶやき」
こんばんは。
久しぶりに「県内の各地域の皆様につぶやく」事に特化したシリーズの記事を掲載します。
2022年(令和4年)9月23日の西九州新幹線の開業は、佐賀県内に少なからず変化を与えそうです。
――そして、この町にも、ある転機が訪れる…
ケロ! 佐賀の内陸部にあって“へそ”の町を称する、江北町。

町の表玄関とも言うべき、肥前山口駅前には、江北町のキャラクターの像があります。その名も、“へそがえる ビッキー”というそうです。
この佐賀のカエルさんについて、少し来歴を調べてみたところ、思った以上に物語がありました。
――1994年(平成6年)に誕生したという、“ビッキー”。
地元の方に親しみのあるキャラクターにと選ばれたのか、稲穂を持った元気な男の子のカエルという印象。

やはり「1ぴきだと寂しい」と思われたのか、4年後の1998年(平成10年)に、お花を持った女の子のカエル・“ピンキー”が登場したようです。
そして、“蛙歌”は恋のメロディーであったのか、2012年(平成24年)に、この2匹は結婚する運びとなりました。
「2匹のご職業は、やはり稲作農家と花卉(かき)栽培なんだろうか…」というのは、私の推測です。
――2匹のカエルが出会ってから、14年間。
それなりの歳月が流れ、時代も21世紀に移って…と、なかなか物語を感じる、へそがえるのご夫婦。
その後、5年ほどを経て、2017年(平成29年)には、第1子“チビッキー”も、誕生しています。
以上、江北町ホームページの情報を参照し、これからも栄えていきそうな気配のする、江北町の“へそがえる”ファミリーの歴史にも触れてみました。

――さて、肥前山口駅に話を戻します。
以前、この駅を「分岐点」の象徴として書くことはあったものの、ここ江北町については、直接語る機会は無かったように思います。
〔参照:「岐路の剣」〕
“本編”では幕末を描いていますが、長州藩(山口)の人物も登場します。倒幕の中心的存在だった、長州閥は明治期にも大きな力を示しました。
――明治後半の開業時には“山口駅”だったという、肥前山口駅。
ところが、大正時代に入ってから山口県にも、その名を冠する“山口駅”が開業することになりました。
色々と配慮があってか、重複を避けるために佐賀の山口駅は“肥前山口駅”と名を変えることに。
長崎本線と佐世保線の分かれ道。福岡に行く目線だと合流地点。旅立つ人、帰り行く人…。肥前山口駅は、様々な背中を見守ってきたことでしょう。

――2022年。駅前にはコンテナショップ『エキ・キタ』も誕生したとか。
江戸期には長崎街道が通り、明治時代の建造物も残るという、往時の繁栄を感じるこの町。また新しい風が吹き込むようです。
ワッフル・フルーツサンド・焼き鳥など飲食関連のお店が充実と聞きます。駅弁も売っているらしく、旅情が感じられそうです。
しかし、9月22日には特急『かもめ』は長崎本線をラストランで駆けることに。
これにめげず、いや、ここぞとばかりに…翌日・9月23日の西九州新幹線の開業に合わせて、肥前山口駅は、“江北駅”に名を改めるそうですね。
――この“変身”が何をもたらすか…
佐賀県内の鉄道各駅での、乗降者数は減少傾向にあると聞きます。
“佐賀のへそ”を称するという、江北町。特急停車駅としての鉄道に、道路も含めた交通の利便性は、町民の誇るところでもあるようです。

また、人口を保つために企業誘致なども頑張ってきた経過があるんだとか。
町制70周年を迎え、主要駅にも“江北”の町名を冠して、その密かな進撃は続いている様子。
――実は、勢いのある町なのかもしれません。
京都出身の“くるり”というバンドが『宝探し』という楽曲を、江北町の70周年記念のテーマとして制作すると聞きます。
8月10日から肥前山口駅(9月23日から江北駅)の自動放送のメロディーに、このテーマ曲が導入されるそうです。
もしや佐賀の鉄道(在来線)にとって、起死回生の一手となる、“宝”を隠し持っているとか…。
鉄道ポスターに見かけた『江北発』というキャッチフレーズ。何とはなしに期待を感じさせる町です。
久しぶりに「県内の各地域の皆様につぶやく」事に特化したシリーズの記事を掲載します。
2022年(令和4年)9月23日の西九州新幹線の開業は、佐賀県内に少なからず変化を与えそうです。
――そして、この町にも、ある転機が訪れる…
ケロ! 佐賀の内陸部にあって“へそ”の町を称する、江北町。
町の表玄関とも言うべき、肥前山口駅前には、江北町のキャラクターの像があります。その名も、“へそがえる ビッキー”というそうです。
この佐賀のカエルさんについて、少し来歴を調べてみたところ、思った以上に物語がありました。
――1994年(平成6年)に誕生したという、“ビッキー”。
地元の方に親しみのあるキャラクターにと選ばれたのか、稲穂を持った元気な男の子のカエルという印象。
やはり「1ぴきだと寂しい」と思われたのか、4年後の1998年(平成10年)に、お花を持った女の子のカエル・“ピンキー”が登場したようです。
そして、“蛙歌”は恋のメロディーであったのか、2012年(平成24年)に、この2匹は結婚する運びとなりました。
「2匹のご職業は、やはり稲作農家と花卉(かき)栽培なんだろうか…」というのは、私の推測です。
――2匹のカエルが出会ってから、14年間。
それなりの歳月が流れ、時代も21世紀に移って…と、なかなか物語を感じる、へそがえるのご夫婦。
その後、5年ほどを経て、2017年(平成29年)には、第1子“チビッキー”も、誕生しています。
以上、江北町ホームページの情報を参照し、これからも栄えていきそうな気配のする、江北町の“へそがえる”ファミリーの歴史にも触れてみました。
――さて、肥前山口駅に話を戻します。
以前、この駅を「分岐点」の象徴として書くことはあったものの、ここ江北町については、直接語る機会は無かったように思います。
〔参照:
“本編”では幕末を描いていますが、長州藩(山口)の人物も登場します。倒幕の中心的存在だった、長州閥は明治期にも大きな力を示しました。
――明治後半の開業時には“山口駅”だったという、肥前山口駅。
ところが、大正時代に入ってから山口県にも、その名を冠する“山口駅”が開業することになりました。
色々と配慮があってか、重複を避けるために佐賀の山口駅は“肥前山口駅”と名を変えることに。
長崎本線と佐世保線の分かれ道。福岡に行く目線だと合流地点。旅立つ人、帰り行く人…。肥前山口駅は、様々な背中を見守ってきたことでしょう。
――2022年。駅前にはコンテナショップ『エキ・キタ』も誕生したとか。
江戸期には長崎街道が通り、明治時代の建造物も残るという、往時の繁栄を感じるこの町。また新しい風が吹き込むようです。
ワッフル・フルーツサンド・焼き鳥など飲食関連のお店が充実と聞きます。駅弁も売っているらしく、旅情が感じられそうです。
しかし、9月22日には特急『かもめ』は長崎本線をラストランで駆けることに。
これにめげず、いや、ここぞとばかりに…翌日・9月23日の西九州新幹線の開業に合わせて、肥前山口駅は、“江北駅”に名を改めるそうですね。
――この“変身”が何をもたらすか…
佐賀県内の鉄道各駅での、乗降者数は減少傾向にあると聞きます。
“佐賀のへそ”を称するという、江北町。特急停車駅としての鉄道に、道路も含めた交通の利便性は、町民の誇るところでもあるようです。
また、人口を保つために企業誘致なども頑張ってきた経過があるんだとか。
町制70周年を迎え、主要駅にも“江北”の町名を冠して、その密かな進撃は続いている様子。
――実は、勢いのある町なのかもしれません。
京都出身の“くるり”というバンドが『宝探し』という楽曲を、江北町の70周年記念のテーマとして制作すると聞きます。
8月10日から肥前山口駅(9月23日から江北駅)の自動放送のメロディーに、このテーマ曲が導入されるそうです。
もしや佐賀の鉄道(在来線)にとって、起死回生の一手となる、“宝”を隠し持っているとか…。
鉄道ポスターに見かけた『江北発』というキャッチフレーズ。何とはなしに期待を感じさせる町です。
Posted by SR at 21:18 | Comments(0) | 各地域の皆様へのつぶやき
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