2023年08月09日

「“冬の話”が、書きづらい…」

こんばんは。
少し前には「10年に一度の猛暑」という声が聞こえていました。いまや「100年に一度」いやいや「150年に一度…」などという話まで出る、今夏の猛暑

さらに、Uターンなどと異例の行動を取ってきた、台風6号が九州を通過中で、やっぱり大雨が心配。

そんな中、夏真っ盛りの高校野球・甲子園大会では初出場の鳥栖工業高校が接戦を制して勝利…これは嬉しい。いろいろと気持ちも忙しい、夏の日々です。

「“冬の話”が、書きづらい…」

――ところで、私の“執筆”の近況ですが、

3月頃から年度末をものともせず、第19話を書き始めましたが、季節感が真逆の“門司港”の場面で、一時休止しています。
〔参照:第19話「閑叟上洛」⑲(“門司”からの船出まで)

ところで、今までも“本編”を休止することはあったものの、何がしか間をつなぐ記事は入れられていました。

当ブログを開始して以来、最も、投稿間隔が空いている状態となっています。皆様に語るべき話でも無いですが、スランプの到来なのかもしれません。

「“冬の話”が、書きづらい…」

――これは、要因を分析せねばなりません。

…というわけで、盆休みが目前という方も多いであろう、この時期にあえて愚痴を語ってみます。

そもそも盆の法事もある中で、台風が来ているだの、それでも身内が帰省を予定しているだの…とかく佐賀に住む皆様には忙しい時期です。

そんな皆様の息抜きになるかは、さておき…

「何だか、都会生活に疲れているわりに、なかなか帰郷できない親戚の子」の一人語りだと思って、温かい気持ちでご覧いただければ幸いです。

いま、ざっと思い付くことを、箇条書きにて記してみました。

「“冬の話”が、書きづらい…」

――①「コロナ禍」による自粛の終了。

私は、新型コロナに対する警戒感が比較的強かった方だと思います。もちろん、仕事に穴を開けられない…という意識はありました。

また「都市圏から、佐賀に感染を持ち込むなど言語道断!」みたいな勢いで、帰省も自粛しました。

今年5月から、名実ともに“自粛”生活が不要となり、気抜けしたところがあるかもしれません。人づきあいも控えていたので、多少の反動も来ています。

この“自粛”が意外と『幕末佐賀藩大河ドラマ』のイメージに集中するには、良い期間だったとは皮肉なことです。

「“冬の話”が、書きづらい…」

――②“本編”自体の難易度のアップ。

幾度か書いているのですが、第1部の構成はかなりシンプルでした。

「近代化に突き進む佐賀藩」と「異国への対応に苦慮する幕府」を軸に書き進めればよく、佐賀県で入手した資料も活用しやすかったのです。

ずっとお読みいただいている方には伝わると思いますが、第2部はかなり構成複雑になっています。

朝廷や公家の動向や、台頭する各地の雄藩や志士たち…「佐賀藩士幕府関係者と、西洋列強だけを、書いていればよい」わけではなさそうです。

それだけ情報量が増えてしまうので、各話あたりの投稿回数も、記事あたりの文字数も当初より、かなり多くなりました。

もっと“文才”があれば、押し切れるかもしれませんが、私の力量だと書いていて、話をまとめるのが格段に難しくなった…と実感します。

「“冬の話”が、書きづらい…」

――③とにかく、佐賀の遠かごた…

当ブログを始めてから、私が実際に佐賀に滞在できた期間ときたら、たしか6時間程度に限られます。

コロナ禍」が一番大きかったのですが、仕事以外にも次々に舞い込む諸問題があり、まとまった時間を取ることができず、気力・体力の低下も著しい…。

一時、「佐賀は出られるけど、入られへん」という漫才が話題になりましたが、妙な説得力を感じました。
〔参照:「出られるが入れない、SAGA」

佐賀を愛してやまない人は、地元から遠く離れるべきではない」という言葉を残しておきたいと思います。

「“冬の話”が、書きづらい…」

――④そして、「大河ドラマ」も遠い…

私が『幕末佐賀藩大河ドラマ』の当初目標に掲げていた、2024年大河ドラマは、源氏物語の作者が主人公、平安絵巻の『光る君へ』に。
〔参照(序盤):「どうする、“配役”」

2025年大河ドラマは、激動の幕末の少し前。まだまだ天下泰平だった頃の、江戸後期が舞台の『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』に決まりました。
〔参照(中盤):「GW特別企画・めざせ2026年」

幕末期大河ドラマに、他の題材が決まるよりはダメージは少ないのですが、発表のたびに「また、佐賀じゃなかとね…」と一応は堪(こた)えるのです。

「“冬の話”が、書きづらい…」

――今回は、暑い夏にまったく涼しげでない記事になりました。

本来なら、盆も何かと忙しい皆様に、伊万里風鈴を運ぶがごとく、清冽な文章をお届けしたいのですが、まだ、私はその器ではないようです。

また、本編を再開したら“冬の話”を書かねばならないので、少し早めに“の気配”を感じたい…そんな気持ちの真夏のつぶやきでした。







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Posted by SR at 23:51 | Comments(2) | ご挨拶・ご案内
この記事へのコメント
SR様
こんばんは
難しい事は分かりませんが
時々ぷっと笑ってしまう文章、いつも楽しみにしています♪
暑さに負けずお互いに頑張りましょう(*^^*)
佐賀の地より応援しています。
Posted by ikuko.kikuko.k at 2023年08月20日 20:04
ikuko.k様
こんばんは。コメントありがとうございます。
佐賀県から遠ざかっていることが、今ひとつ力が入らない一因だと思っています。
それだけに、佐賀の地より応援していただけるのは、とても嬉しいです。
本日の記事も拝読しました。しばらくは猛暑も続くと聞きますので、ご自愛くださいませ。
Posted by SRSR at 2023年08月20日 21:22
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