2021年08月14日

「青天を願う」

こんばんは。今日は投稿するかどうか迷いました。

当ブログをお読みの方には現在、普段の生活ができない方も多いはず。他地域にいる私にも報道や親族からの情報で一定の状況は見えますが、あえていつもの調子で書きます。

ちなみにタイトルでは、今年の「大河ドラマ」を引き合いに出していますが、今回は内容的には何も関係が無いです。あわせてご容赦ください。

少しでも早く、佐賀日常を取り戻すことを願って。


――佐賀からは、遠方に住む私。

全国ネットを通じ、続々と突きつけられる郷里・佐賀水浸しになっている映像。

もし平時に、これだけ佐賀特集があったなら、私は「ついに来るべき時が…、“佐賀の時代”が還ってきた!」とか、大騒ぎするところだ。

…思い起こせば、詳細な気象予報を調べる前から、嫌な予感は漂っていた。


――前回の記事を入れた2日前。深夜。

すでに佐賀駅のホームには、叩きつけるような強い雨

テレビから感じ取れるのは、“佐賀豪雨”の記憶。
「マズい…これは、まずいぞ。以前と同じ気配がする。」

今のところ私にできることは身内と、親しみを覚える皆様を心配して、できる限り佐賀無事を願うことぐらいだ。


――2年ほど前、まだ佐賀に帰れた頃。

その時に体感したのが、今の佐賀に降る“豪雨”の片鱗だった。2年前と言えば、令和元年8月の豪雨災害が想い出される。

私は都会暮らしに緩み切って、軟弱となっているのか。偶然に受けた、現代の“佐賀の雨”の威力に驚愕した。

大粒…しかも叩きつけるようだ。やはり、自然の力には勝てんな。」

大都市圏に居ると、まるで自然に勝ったかのような錯覚をして、人は油断をしていくのかもしれない。短時間ではあったが、目の覚めるような“厳しい雨”だった。



――そして、今日。

いかに大自然脅威とはいえ、常軌を逸した雨の降り方が報じられる。

テレビから聞こえてくるのは「数十年に一度の豪雨」「平年なら1か月分の雨が、これほど短時間に降っています」

…最近、豪雨があるたびに、そのようなフレーズを聞く気もする。それだけ“異常気象”が続いているのか。

報じられる映像は、まるで“水攻め”に遭ったような故郷の姿。そして、腰まで浸かるほどになった“道路だったところ”を歩く人々。

「うっかり“水路だったところ”に行くと、いきなり足が沈む!」と注意が促される。そして、「棒状のもので、底を確認する。」ように呼びかけがなされていた。


――まだ冠水が、そこまで激しくなかった昨日。

テレビの映像に出たのは、“佐嘉神社”前の通りだったろうか。

が溜まって走りづらい車道だったが、皆、周囲をよく見ている様子だった。譲り合って運転が行われている風景が映っていた。

災害時に大切なのは、パニックにならず冷静であることらしい。
「きっと佐賀には、そういう力は…ある。」

このレベルのだと、佐賀だけが避けられればよいわけでもない。同じ地域に、雨雲が長く留まらないことを望みたい。
そして、青天を強く願うものである。




  
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Posted by SR at 22:55 | Comments(2) | 企画案・雑記帳