2020年09月13日
佐賀城からのライブ配信の感想など④⑤
こんばんは。
今日は佐賀城本丸歴史館で開催された、「幕末・維新 佐賀八賢人おもてなし隊」の歴史寸劇のライブ配信を終日、見ておりました。
――関係各位に、当ブログをご覧いただいている方がいるかは、わかりませんが…御礼を述べます。
「八賢人おもてなし隊」の演者・スタッフの皆様。遠方からの視聴でも、佐賀に帰ったような素晴らしい時間を過ごすことができました。ありがとうございます。
また、新型コロナによる逆風の下でも、芸術・文化の発信を守ろうとする佐賀県の取組で、本日の視聴ができました。その心意気に感じ入っております。
――終日の観劇により、興奮冷めやらぬ感じですが、頭の整理のためにも感想を記します。
特別上演のようですが、4本目「故郷ば、錦で」と5本目「あまねく人を。2020バージョン」について…
――まず、4本目「故郷ば、錦で」
大正期に活躍した、佐賀の鹿島出身の人物・田澤義鋪が主人公。
…私は存じ上げない方でしたが、偉大な郷土の先人たちの影響を受けた青年が志を持って頑張るプロセス(成長過程)を見つめていく感覚でした。
独白の場面が多く「朗読劇」の雰囲気もありましたが、少年役・青年役ともに長ゼリフを堂々と演じていた印象です。
明治の時代も進み、1900年の前後という時代設定から、老境に入った佐野常民や大隈重信の姿も活写され、いつもと違った見方ができる作品でした。
――ちなみに佐賀の鹿島支藩の殿様・鍋島直彬(なおよし)のお名前が随所に出てくるのが渋いです。
これは当ブログの話ですが、鹿島の殿様・直彬(なおよし)公をどう描くかは思案しているところです。
〔参照(後半):「主に鹿島市民の方を対象にしたつぶやき」〕
――そして5本目「あまねく人を。2020バージョン」
登場人物が9人。もはや歴史寸劇の枠を超えた印象でした。
しかも、開演前後に、佐賀県・山口知事が登場のサプライズ。
この演目は全国に先駆けて、蘭方(西洋)医学を取り入れた佐賀藩の人物たちを次々に登場させる構成でした。
その中心にいたのは、佐賀の神埼出身の蘭方医・伊東玄朴。物語で度々出てくる名が、現在は県の医療センターである“好生館”。
――そして、佐賀の医療と言えば、あの名場面をこのように表現。
殿・直正の嫡子・淳一郎(直大)に種痘を施します。
この場面を…
こう描く…
――ざっくりとした感想ですが、やはり“演劇”には力があると感じました。
当ブログの“本編”では、明治期に日本へのドイツ医学の導入を決定づけた相良知安は未登場です。「長崎」を描く回での登場が自然かな…と思案しているところです。
今回の演目で登場していた人物。私は以下のような整理を試みています。
興味のある方は、ご参照ください。
伊東玄朴…蘭方(西洋)医学を普及させた功労者
〔参照(後半):「主に神埼市民の方を対象にしたつぶやき。」〕
大石良英…佐賀藩医。種痘の普及に尽力
〔参照(後半):「主にみやき町民の方を対象にしたつぶやき」〕
――「ライブ配信」とはありますが、現在でも視聴可能のようですので、今回も【参考情報】を掲載します。
お時間のある方は、ぜひご覧ください。佐賀の賢人たちの業績が身近に感じられると思います。
私が延々と「佐賀の大河ドラマのイメージ」を綴っている理由まで共感いただけるかもしれません。
【参考情報】
配信開始後は、下記からのリンク先より閲覧できました。
https://www.facebook.com/hachikenjin/
(幕末・維新 佐賀の八賢人おもてなし隊Facebookページ)
演目や上演時間等も含めた情報を得たい方は、以下の記事をご覧ください。
https://sagahachikenjin.sagafan.jp/e950150.html
(幕末・維新 佐賀の八賢人おもてなし隊 「さがファンブログ」記事)
今日は佐賀城本丸歴史館で開催された、「幕末・維新 佐賀八賢人おもてなし隊」の歴史寸劇のライブ配信を終日、見ておりました。
――関係各位に、当ブログをご覧いただいている方がいるかは、わかりませんが…御礼を述べます。
「八賢人おもてなし隊」の演者・スタッフの皆様。遠方からの視聴でも、佐賀に帰ったような素晴らしい時間を過ごすことができました。ありがとうございます。
また、新型コロナによる逆風の下でも、芸術・文化の発信を守ろうとする佐賀県の取組で、本日の視聴ができました。その心意気に感じ入っております。
――終日の観劇により、興奮冷めやらぬ感じですが、頭の整理のためにも感想を記します。
特別上演のようですが、4本目「故郷ば、錦で」と5本目「あまねく人を。2020バージョン」について…
――まず、4本目「故郷ば、錦で」
大正期に活躍した、佐賀の鹿島出身の人物・田澤義鋪が主人公。
…私は存じ上げない方でしたが、偉大な郷土の先人たちの影響を受けた青年が志を持って頑張るプロセス(成長過程)を見つめていく感覚でした。
独白の場面が多く「朗読劇」の雰囲気もありましたが、少年役・青年役ともに長ゼリフを堂々と演じていた印象です。
明治の時代も進み、1900年の前後という時代設定から、老境に入った佐野常民や大隈重信の姿も活写され、いつもと違った見方ができる作品でした。
――ちなみに佐賀の鹿島支藩の殿様・鍋島直彬(なおよし)のお名前が随所に出てくるのが渋いです。
これは当ブログの話ですが、鹿島の殿様・直彬(なおよし)公をどう描くかは思案しているところです。
〔参照(後半):
――そして5本目「あまねく人を。2020バージョン」
登場人物が9人。もはや歴史寸劇の枠を超えた印象でした。
しかも、開演前後に、佐賀県・山口知事が登場のサプライズ。
この演目は全国に先駆けて、蘭方(西洋)医学を取り入れた佐賀藩の人物たちを次々に登場させる構成でした。
その中心にいたのは、佐賀の神埼出身の蘭方医・伊東玄朴。物語で度々出てくる名が、現在は県の医療センターである“好生館”。
――そして、佐賀の医療と言えば、あの名場面をこのように表現。
殿・直正の嫡子・淳一郎(直大)に種痘を施します。
この場面を…
こう描く…
――ざっくりとした感想ですが、やはり“演劇”には力があると感じました。
当ブログの“本編”では、明治期に日本へのドイツ医学の導入を決定づけた相良知安は未登場です。「長崎」を描く回での登場が自然かな…と思案しているところです。
今回の演目で登場していた人物。私は以下のような整理を試みています。
興味のある方は、ご参照ください。
伊東玄朴…蘭方(西洋)医学を普及させた功労者
〔参照(後半):
大石良英…佐賀藩医。種痘の普及に尽力
〔参照(後半):
――「ライブ配信」とはありますが、現在でも視聴可能のようですので、今回も【参考情報】を掲載します。
お時間のある方は、ぜひご覧ください。佐賀の賢人たちの業績が身近に感じられると思います。
私が延々と「佐賀の大河ドラマのイメージ」を綴っている理由まで共感いただけるかもしれません。
【参考情報】
配信開始後は、下記からのリンク先より閲覧できました。
https://www.facebook.com/hachikenjin/
(幕末・維新 佐賀の八賢人おもてなし隊Facebookページ)
演目や上演時間等も含めた情報を得たい方は、以下の記事をご覧ください。
https://sagahachikenjin.sagafan.jp/e950150.html
(幕末・維新 佐賀の八賢人おもてなし隊 「さがファンブログ」記事)
Posted by SR at 20:46 | Comments(0) | 「八賢人おもてなし隊」
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