2022年02月20日

「“聖地”へとつながる道」

こんにちは。
前回で、“本編”第17話「佐賀脱藩」の投稿を完了しました。お読みいただいた皆様、いかがだったでしょうか。

いまの私に書ける上限を目指したのが第17話でした。第18話京都見聞」に向け、準備期間を取りたいので、しばらく“本編”以外の記事を投稿予定です。

このところ仕事の方にも色々とあって、想いを叩き込むように書いていた感覚も強くありました。


――そんな私への“応援歌”となっているのは…

現在放送中の2022年大河ドラマ鎌倉殿の13人』。平安末期鎌倉初期の“大河”なので、当ブログの主題とは、少し時代設定が離れています。

佐賀との関わりも、江藤新平のルーツと言われる千葉氏の代表的な人物が登場する…ぐらいでしょうか。

今週末には、千葉常胤〔演:岡本信人〕の出番もありそうで、注目しています。
〔参照(終盤):「紅白から“源平”を考える。」

「“聖地”へとつながる道」
※写真は「佐賀駅前の10人(“佐賀の八賢人”と古賀穀堂先生、そして武雄領主・鍋島茂義公)」です。“鎌倉殿”っぽく見せようとしましたが、難しい…

――「でも、時代が“幕末”から外れ、興味は薄れたのでは?」

…と思う方もいるかもしれませんが、視聴者として次週を楽しみに見る気持ちは、昨年以上のものがあります。

主人公・北条義時〔演:小栗旬〕は、いろいろ我慢をしながら、調整に走り回るタイプの印象。個人的にキャラクター設定で共感できる度合いは高いのです。

それと北条時政〔演:坂東彌十郎〕が良い意味で胡散(うさん)臭く、策士なのかと思えば、敵側から煽られると、すぐ挑発に乗って突撃したり…面白いです。

時おり、源頼朝〔演:大泉洋〕を見捨てようとするのに、妙な説得力を感じます。


――現代の生活の中でも、日々、生じていく“小競り合い”。

鎌倉殿の13人』の第1回のタイトルは「大いなる小競り合い」でした。様々な方の人生に響くような、上手い言い回しだな…と感じています。

私を顧みると、例年より低く感じる気温、めっきり抜けない疲労感、新型コロナへの警戒も要る通勤時間、たどり着く先は仕事場

毎日のように“小競り合い”が繰り返される…暮らしとも言えるでしょう。最近、の通勤時に決まって、私の心に流れてくるメロディーがありました。

それは『鎌倉殿の13人』メインテーマの楽曲。今の私には「思い起こすだけで、わずかでも気力を上げてくれる」貴重な音楽なのです。


――今年の大河ドラマの“オープニング”。

イメージに残るのは、まるで西洋の叙事詩のような、登場人物が“塑像”として次々現れる感じのスタイリッシュな映像。

幕末期に比べ、現代から遙かに遠い時代。平安・鎌倉期の“大河”のテーマを作曲したのは、エバン・コールさん。

私は初めてお聞きしたお名前で、海外の方なのですね。異文化からの視点も取り込んで、現代との違和感を際立たせる狙いなのでしょうか。

それでいて勇壮な響きが見事に“”を表現。アニメゲームの作曲で活躍されている方と知って納得しました。


――そんなオープニング映像で、好きな場面が幾つか。

1つは「いざ」という文字背景に浮かぶ演出。「いざ、鎌倉」が題材の演出と思いますが、人には困難に立ち向かう瞬間がある…という感覚で見ています。

もう1つは、鎌倉“鶴岡八幡宮”の大鳥居前と思われる道に、主人公が臨む姿のようなシーン。人には、各々に“聖地”がある…と見えてきます。

以上の解釈は、個人的感想です。一言でまとめると「オープニングから、勇気づけられる大河ドラマ」だと思っています。

「“聖地”へとつながる道」

――平安・鎌倉期の歴史に、あまり詳しくないので、

先の展開も大雑把にしかわかっておらず、いつも以上にワクワクします。

そして、私にも「いざ、聖地へ」と臨みたい場所があります。佐賀市民の方々には日常風景でしょうが、佐賀の“シンボルロード”である「中央大通り」です。

…そんな「佐賀への道」も、私からは遠い道のりとなって2年以上を隔てます。

今回はオープニングに特化したお話でした。もし「幕末佐賀藩大河ドラマ」ならば、どんな映像音楽で表現されるか…そんな事を考えるのも楽しみです。

大河よ、共に…」という気持ちで、今年の『鎌倉殿の13人』も追っていきたいと思います。







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Posted by SR at 14:35 | Comments(0) | 佐賀への道
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