2021年12月08日

「どうにか、2周年。」

こんばんは。
本日は“本編”をひと休み。『さがファンブログ』を始めて2周年となりました。

今までの人生の中で、あまり故郷を深く顧みて来なかった私。もっと若いうちに、佐賀の持つ価値に気づいていれば…と考えることも度々あります。

最近、ご覧になり始めた皆様へ。“本編”の合間に時折、私の心の叫びが入るのが、当ブログでよくある展開で、息抜きと思ってご覧いただければ幸いです。


――「どうして、お前はもっと佐賀を叫んでこなかった!」と問われれば…

私がブログを始めて丸2年となりましたが、普段の生活で「佐賀出身です!」と声高に言うことはありません。

佐賀が、こがんすごかところやと思わんかったばってん。しょうのなかばい。」という経過もありますが、誇りは内に秘めるものだと思っています。

「“薩長土肥”とか言うけれど、肥前佐賀は何をしたのかにゃ?」
一応は、歴史好きに分類されるはずの、しかも、佐賀出身者である私ですら、以前はこの程度の認識でした。

「どうにか、2周年。」

――いまなら「日本の近代化に関わるところに大体、佐賀の影あり!」とか答えそうです。

今年の大河ドラマ青天を衝け』、大隈重信〔演:大倉孝二〕が色々と、“佐賀”を語っていたのが印象的でした。

佐賀は日本一“洋学通”ぞ!」とか「“開化”のための費用はやむを得んばい」とか「やはり佐賀藩出身者…」と納得できる言い回しがたくさんありました。

…たぶんこの辺りが、幕末期の佐賀藩で推すべきポイントなのです。何とか広く知られてほしい“薩長土肥”の肥前。佐賀藩の持つ魅力。


――いまの佐賀の若者への期待。

「佐賀は、何もなか田舎だもんね~」という認識を改めて、早く気づいてほしい。ここは地元で熱心に活動する方々が居て、もう大丈夫なのかもしれません。

むしろ問題は、全国各地とくに大都市圏での佐賀の存在感の向上でしょうか。「幕末佐賀藩の大河ドラマ」が実現しても“視聴率”という指標が存在します。

佐賀藩が目指した“近代化”の志、きっと“現代”にも通じる何かがある。是が非でも、広く知られねば。

ここは全国各地の佐賀関係者にしかできない…任務(?)なのかもしれません。


――現実では、なかなか佐賀に帰れない私。

日々遠くから叫んでいます。新型コロナの状況を見る限りでは、今が“帰藩”の好機なのですが、いささか仕事の状態が…。

ちなみに“本編”では、序盤から長崎の方は時々出ていますが、前回は福岡の志士も登場しました。

佐賀を中心として、九州北部に響く話を作っていきたい。本当は思う存分に、現地取材をして書きたい願望がありますが、ほぼ“”に近いような話です。

「どうにか、2周年。」

――全国に伝わることを目指すには、まず近隣から。

佐賀から発して、長崎福岡。それから本州へ。「幕末佐賀藩の大河ドラマ」なら“札幌を創った人”(島義勇)も登場するでしょうから、北海道まで届くはず。

最近は、充分な時間も使えない日々が続きます。才能が足りないなら、想いの強さで何とかしたい…ということで、3年目もなるべく頑張ります。

3周年を迎えるまでには、一度は佐賀に“帰藩”したいものです。








同じカテゴリー(佐賀への道)の記事画像
「佐賀は“賢人の街”だという」(反省会シリーズ③)
「5年間で一番変わったこと」(反省会シリーズ②)
「5周年への反省会」
「まさかの“佐賀出身説”を採用!?」
「“佐賀”の上の雲…」
「“地域おこし”の行方」
同じカテゴリー(佐賀への道)の記事
 「佐賀は“賢人の街”だという」(反省会シリーズ③) (2024-12-31 21:25)
 「5年間で一番変わったこと」(反省会シリーズ②) (2024-12-08 16:48)
 「5周年への反省会」 (2024-11-24 21:11)
 「まさかの“佐賀出身説”を採用!?」 (2024-11-09 00:29)
 「“佐賀”の上の雲…」 (2024-10-27 16:24)
 「“地域おこし”の行方」 (2024-10-23 23:17)

Posted by SR at 22:13 | Comments(5) | 佐賀への道
この記事へのコメント
SRさま
ブログ開設2周年。おめでとうございます。
コロナもやっと終息かと思っておりましたら、また新種株が出てきてしまいました。
色々と制約がある中で、たいへんだと思いますが、これからも頑張ってください。
いつも楽しみにしております。
Posted by 多良岳に寝ころぶイノシシ多良岳に寝ころぶイノシシ at 2021年12月09日 06:14
おはようございます。
ブログ開設2周年おめでとうございます。

生まれて今までずっと佐賀で生活している私には、佐賀の良さが実感できていないのが現実です。
でも一人前に郷土愛は持っているつもりですので、今後もブログを楽しみに拝読させて頂きます。
Posted by Yuliica ユリイカYuliica ユリイカ at 2021年12月09日 07:36
多良岳に寝ころぶイノシシ様

こんばんは。節目を迎えるたびにコメントをいただき、感謝します。たしか先日のブログに、長崎の教会と光が降り注ぐような空の写真を載せておられましたね。
拝見して「よし、“長崎編”では、こんな景色も表現したい!」と思ったところです。


Yuliica ユリイカ様

こんばんは。ずっと佐賀で暮らしている方に届いている…という事が、私には励みになります。
佐賀を離れて歳月が流れ、もはや帰郷が叶わない方も多くいることでしょう。郷土愛を持って、地元で生きていくことの何と貴いことか…と語ってしまうところです。
Posted by SRSR at 2021年12月09日 21:39
SRさん
ブログ開設2周年おめでとうございます。
私は生まれてこの方佐賀しか知りません。
住めば都で、佐賀はよかとこです。
都会のように高層ビルやタワーなどはないですが、日常に溢れてる佐賀の何気ない景色が大好きです。
SRさんの郷土愛にあふれたブログを嬉しく拝読しています。これからも楽しみにしています。
Posted by ikuko.kikuko.k at 2021年12月09日 23:16
ikuko.k様
こんばんは。こちらこそブログを拝見するたびに、なかなか帰れない佐賀が近くに感じられ、ありがたいです。
載せておられる写真に感嘆することが多くて、天を撮れば佐賀の風を感じますし、地を写せば花や虫にまで愛情が見える…丁寧な手仕事を厭わないお人柄なのかなと思います。
Posted by SRSR at 2021年12月10日 21:56
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。