2020年06月02日
「変容する社会でどう動くか?」
こんばんは。
東京では、新型コロナ感染者数の抑制が厳しい状況にあるようで、「東京アラート」の発動が準備されていると聞きます。
本編も、第10話までを投稿し、黒船来航や開国といったテーマもひとまず取り上げました。ここで少し頭の整理を試みたいところもあり、しばらく“つぶやき”系の投稿を続けます。
なお、第11話「蝦夷探検」では、のちに大都市“札幌”を創る、島義勇の活躍を軸に書きたいな…と思っています。

――「幕末佐賀藩の大河ドラマ」を考えるにあたり、ざっと調べていた事があります。
幕末の雄藩“薩長土肥”や周辺地域(福岡・長崎)との比較で見た、佐賀県の現在です。
総務省などの統計サイトから得た情報も参考にしました。
しかし、データの扱い方は疑わしく、適当な推論をしています。
というわけで、以下に記す内容の信頼度は低いと思うので「こんなことを考える者もおるのか。」ぐらいのスタンスでご覧ください。
――テーマは「佐賀県は何とか頑張っているが、これからどうしようか」です。
〇人口増減率の比較(2010年→2015年)
佐賀県(肥前) -2.0%
山口県(長州) -3.2%
鹿児島県(薩摩)-3.4%
長崎県…参考 -3.5%
高知県(土佐) -4.7%
各地域とも全体的に減少(マイナス)傾向は否めないのですが、出生率も高い佐賀県。この集団の中では、高齢化率も低めで“次世代が育っている県”なのです。

〇佐賀県の人口転出入(2018年)
転入数…16,623人
転出数…18,121人
残念!全体としては、1,500人ほど転出が超過しています。
転出・転入ともに第1位・第2位は隣県。
第1位は福岡県。700人ばかり佐賀からの転出が多いです。
第2位は長崎県。実は200人ほど佐賀への転入の方が多いのです。
全体傾向としては、長崎→佐賀→福岡→東京という流れで、転出者が動いている感じになります。
〇佐賀県の人口流出入(2015年)
従業者や通学者などの流れ、より短期的な人の動きを捉えたデータのようです。
「やられたらやり返す!倍返しだ!」というドラマもありました。(続編がなかなか始まりません。)
佐賀県にとって、少し良いデータがあります。
流入者数…40,604人
流出者数…38,787人
やったぜ!流入者数の方が多い!となります。
あの福岡県からも佐賀県に来る人の方が多いという数値が出ました。
――「如何なる“からくり”があるのじゃ…」と聞きたくなります。
たぶん答えは、この辺りではないかと推測します。
〇観光施設等を目的地とした検索回数ランキング(2017年 休日)
第1位…鳥栖プレミアムアウトレット
“自動車”、“公共交通”の両部門で、ぶっちぎりの1位。
何やら佐賀県全体というより、もはや鳥栖の力ではないか…という疑念も残ります。
しかし、各部門で「ゆめタウン」や「モラージュ佐賀」などショッピングモールが次々ランクインしています。
〇ありきたりな結論
・ショッピングモールが佐賀県からの人口流出を封じる“盾”として機能しているようです。
・出生率もわりと良く、子育てはしやすい佐賀ですが、18歳以上になると転出が激増します。
・若年層が「大都市圏に転出し、帰って来ない状況」が、各地方で共通の問題となっています。
…しかし、佐賀県も「盾」だけで「矛」がなければ、今後の展開が厳しいのは否めないところです。
幕末の佐賀藩のように、高度な人材育成と、強い産業の開発が必要そうです。

※佐賀市内の白山通り(注:早朝に撮影しています)
〇突拍子もない結論
新型コロナウイルス感染症は、大都市圏の人口密集に警鐘(アラート)を鳴らしているようにも感じます。
テレワークで対応できる業界は、リスク分散を兼ねて地方都市への拠点移動も検討するかもしれません。
佐賀県が先んじて、変容する社会への対応策を出し、幕末のように「全国が佐賀を見つめる」ことになれば面白いな…とか考えたりもします。
しかし、これらは妄想の域を出ません。結局、今の私にできることは「幕末佐賀藩の大河ドラマが見たい!」と言い続けることぐらい。
まずはそこから頑張ろうかな…と思っています。
東京では、新型コロナ感染者数の抑制が厳しい状況にあるようで、「東京アラート」の発動が準備されていると聞きます。
本編も、第10話までを投稿し、黒船来航や開国といったテーマもひとまず取り上げました。ここで少し頭の整理を試みたいところもあり、しばらく“つぶやき”系の投稿を続けます。
なお、第11話「蝦夷探検」では、のちに大都市“札幌”を創る、島義勇の活躍を軸に書きたいな…と思っています。
――「幕末佐賀藩の大河ドラマ」を考えるにあたり、ざっと調べていた事があります。
幕末の雄藩“薩長土肥”や周辺地域(福岡・長崎)との比較で見た、佐賀県の現在です。
総務省などの統計サイトから得た情報も参考にしました。
しかし、データの扱い方は疑わしく、適当な推論をしています。
というわけで、以下に記す内容の信頼度は低いと思うので「こんなことを考える者もおるのか。」ぐらいのスタンスでご覧ください。
――テーマは「佐賀県は何とか頑張っているが、これからどうしようか」です。
〇人口増減率の比較(2010年→2015年)
佐賀県(肥前) -2.0%
山口県(長州) -3.2%
鹿児島県(薩摩)-3.4%
長崎県…参考 -3.5%
高知県(土佐) -4.7%
各地域とも全体的に減少(マイナス)傾向は否めないのですが、出生率も高い佐賀県。この集団の中では、高齢化率も低めで“次世代が育っている県”なのです。
〇佐賀県の人口転出入(2018年)
転入数…16,623人
転出数…18,121人
残念!全体としては、1,500人ほど転出が超過しています。
転出・転入ともに第1位・第2位は隣県。
第1位は福岡県。700人ばかり佐賀からの転出が多いです。
第2位は長崎県。実は200人ほど佐賀への転入の方が多いのです。
全体傾向としては、長崎→佐賀→福岡→東京という流れで、転出者が動いている感じになります。
〇佐賀県の人口流出入(2015年)
従業者や通学者などの流れ、より短期的な人の動きを捉えたデータのようです。
「やられたらやり返す!倍返しだ!」というドラマもありました。(続編がなかなか始まりません。)
佐賀県にとって、少し良いデータがあります。
流入者数…40,604人
流出者数…38,787人
やったぜ!流入者数の方が多い!となります。
あの福岡県からも佐賀県に来る人の方が多いという数値が出ました。
――「如何なる“からくり”があるのじゃ…」と聞きたくなります。
たぶん答えは、この辺りではないかと推測します。
〇観光施設等を目的地とした検索回数ランキング(2017年 休日)
第1位…鳥栖プレミアムアウトレット
“自動車”、“公共交通”の両部門で、ぶっちぎりの1位。
何やら佐賀県全体というより、もはや鳥栖の力ではないか…という疑念も残ります。
しかし、各部門で「ゆめタウン」や「モラージュ佐賀」などショッピングモールが次々ランクインしています。
〇ありきたりな結論
・ショッピングモールが佐賀県からの人口流出を封じる“盾”として機能しているようです。
・出生率もわりと良く、子育てはしやすい佐賀ですが、18歳以上になると転出が激増します。
・若年層が「大都市圏に転出し、帰って来ない状況」が、各地方で共通の問題となっています。
…しかし、佐賀県も「盾」だけで「矛」がなければ、今後の展開が厳しいのは否めないところです。
幕末の佐賀藩のように、高度な人材育成と、強い産業の開発が必要そうです。
※佐賀市内の白山通り(注:早朝に撮影しています)
〇突拍子もない結論
新型コロナウイルス感染症は、大都市圏の人口密集に警鐘(アラート)を鳴らしているようにも感じます。
テレワークで対応できる業界は、リスク分散を兼ねて地方都市への拠点移動も検討するかもしれません。
佐賀県が先んじて、変容する社会への対応策を出し、幕末のように「全国が佐賀を見つめる」ことになれば面白いな…とか考えたりもします。
しかし、これらは妄想の域を出ません。結局、今の私にできることは「幕末佐賀藩の大河ドラマが見たい!」と言い続けることぐらい。
まずはそこから頑張ろうかな…と思っています。
Posted by SR at 22:47 | Comments(0) | 戦略編(S)
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