2024年10月19日

「地元の幼なじみ…の物語」

今回も、朝の連続テレビ小説『おむすび』について。

佐賀県の“ご近所”とも言える舞台設定。ドラマに出る鉄道行先に「西唐津」と表示されていたりとか…「おおっ!」と思うポイントも多いです。
「地元の幼なじみ…の物語」
疲れた頭でも気楽に視られる作品として、視聴が平日の習慣になっています。

――現在、ドラマの舞台は、福岡県糸島市。
主人公(ヒロイン)・米田結〔演:橋本環奈〕は、かつて「神戸に住んでいた」ことが、繰り返し示されています。

ところが、作中の雰囲気は完全に“福岡の子”。さまざまな表情で、自転車に乗っては畑の続くあぜ道を行く…イメージが強いです。

たしか最初の放送回で、野球部に入る同級生の男子から「おむすび」と呼ばれ、「高校でも、また同じクラスか」とか軽口をたたかれています。

米を結ぶ」という名前だから「おむすび」。ドラマタイトルの意味が説明される、けっこう重要な場面でした。
「地元の幼なじみ…の物語」
――この「野球部の男子」が、今回のテーマ。
糸島で漁師をする家の子で、名は古賀陽太。「地元の幼なじみ」を演じるのは、菅生新樹(すごう あらき)さん。少し色黒で、ガッチリ型、丸顔に丸ぼうず。

何かとヒロインが気になってしょうがない、ちょっと愛が走りすぎな印象があるものの「いい奴」のオーラが全開な感じの男子です。

その陽太くんも野球部で頑張っているようですが、栃木から来た強豪校のエリート球児・四ツ木〔演:佐野勇斗〕に、野球の実力は遠く及ばない様子。

あまりに“地元の子”として、しっくり来ている古賀陽太くんなので、「九州出身の俳優さんが演じているのか?」と気になりました。

――というわけで、俳優の「菅生新樹」さんを検索してみました。
調べた結果に「あれっ?」と思いました。「なぜ菅田将暉が表示される?」と。

菅田将暉(すだ まさき)さんと言えば、2022年大河ドラマ鎌倉殿の13人』で源義経を演じるなど、すでにキャリアのある俳優
「地元の幼なじみ…の物語」
――私には、その『鎌倉殿の13人』のセリフが思い浮かびました。
顔、顔…、顔そっくり!
挙兵した源頼朝〔演:大泉洋〕のもとに、菅田将暉さんが演じる源義経が駆けつけた時、兄弟であることを示そうと発した言葉です。

実は、古賀陽太を演じる菅生新樹さん。その菅田将暉さんの実弟だそうで、兄弟だから似ているようです。(なお関西地方の出身、と記載がありました)

――これは、もしかしてですが…
主人公を見守る幼なじみ役は、だいたい「良い人」の役回りで終わってしまうことが多く、ヒロインの“お相手”になれない傾向があると思います。

本作の陽太くんにも、エリート高校球児「福西のヨン様」こと四ツ木くん。書道部のイケメン・風見先輩〔演:松本怜生〕など、強力なライバルが存在。
「地元の幼なじみ…の物語」
そして、舞台が神戸の街に展開すれば、さらなる強敵も出現することでしょう。

地元の「いい奴」系の幼なじみが、ヒロインと結ばれることがあれば、朝ドラ的には快挙だと考えるので、陽太くんには頑張ってほしい。

あの義経を演じた菅田将暉なら…、そんなシナリオもあるんではないの、と期待させてくれます。







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Posted by SR at 21:55 | Comments(0) | 佐賀への道
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