2024年06月12日

「小休止その7、不器用がすぎる…佐賀の人」

こんばんは。諸般の事情により、まったく本編の下書きが進んでいませんので、“小休止”と銘打った、雑談を記事にしています。

――何かと気になる、連続テレビ小説『虎に翼』について

噂どおり、主人公・佐田寅子〔演:伊藤沙莉〕の同級生・花岡悟〔演:岩田剛典〕は、佐賀県白石町出身の裁判官・山口良忠判事がモデルだったようです。

もちろんドラマでの設定はあって、佐賀出身の裁判官ではあるものの花岡くんと、史実の山口判事は、経歴も人柄も異なると思います。

しかし、食糧管理法の事件を扱う裁判官として、法に従って「闇市で得られる食べもの」を一切拒否して命を落とした…人物として描かれました。
「小休止その7、不器用がすぎる…佐賀の人」
――今週、最初の放送回で、

同郷の友人・轟太一〔演:戸塚純貴〕が涙とともに…大好きだった花岡くんを評した一言がとても重かったです。

真面目優しくて、不器用がすぎる…花岡ならばやりかねん。あいつらしい」

この場面、大学の同級生・山田よね〔演:土居志央梨〕が見守っていたから引き出せた慟哭…という印象でした。

――途切れつつでも、“佐賀の物語”を書こうと考える、私から見ると…

幕末明治期の調べ物をする時にも、佐賀の人物について「真面目で、不器用がすぎる…」とは、よく感じるところです。

今回の朝ドラで花岡は「クールな美男子」、は「熱い、快男児」という個人的なイメージでしたが、真っ直ぐな気性は、双方とも一緒だったように思います。
「小休止その7、不器用がすぎる…佐賀の人」
一方で、佐賀の県民性に「内心何を考えているのかはわかりづらい」という評価も聞きます。たしかに2人の“佐賀男子”も、そうだったかもしれません。

真面目不器用、実は優しいけど、内心がわかりづらい…と、ここまで揃うと「なぜ、佐賀の人々を、物語で描きづらいか」まで見えてくる…気がします。

これからも続く朝ドラ、同じく佐賀出身の花岡の妻・奈津子〔演:古畑奈和〕の再登場を予測する人もいるようで、まだ期待できる要素がありそうです。

――そして、腕に覚えのある脚本家の皆様には、

描くのが困難だからこそ、「大きな愛」をもって挑む価値があるテーマ、それが「佐賀の物語」だと声を大にして言いたい。

なお、「他人任せにせんと、早う自分で書かんね!」という、ご批判は甘んじて受けますが、もうしばらく小休止しておこうかと思います。






同じカテゴリー(佐賀への道)の記事画像
「佐賀は“賢人の街”だという」(反省会シリーズ③)
「5年間で一番変わったこと」(反省会シリーズ②)
「5周年への反省会」
「まさかの“佐賀出身説”を採用!?」
「“佐賀”の上の雲…」
「“地域おこし”の行方」
同じカテゴリー(佐賀への道)の記事
 「佐賀は“賢人の街”だという」(反省会シリーズ③) (2024-12-31 21:25)
 「5年間で一番変わったこと」(反省会シリーズ②) (2024-12-08 16:48)
 「5周年への反省会」 (2024-11-24 21:11)
 「まさかの“佐賀出身説”を採用!?」 (2024-11-09 00:29)
 「“佐賀”の上の雲…」 (2024-10-27 16:24)
 「“地域おこし”の行方」 (2024-10-23 23:17)

Posted by SR at 21:48 | Comments(0) | 佐賀への道
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。