2024年12月08日

「5年間で一番変わったこと」(反省会シリーズ②)

本日でブログ「開設5周年」とのお知らせが来ています。始めた時には幕末の佐賀藩大河ドラマを見たい!というイメージのみで、突き進んでいました。

ところが、ご存じのとおり、いまだ「佐賀を主役とする大河ドラマ」が、登場する気配はありません。

――では、私が「ブログを続ける意味」は何か?
外側に向かって、何かを変える効果はなくても、内面から何かが変わってきている感覚はあります。

一番わかりやすい変化は、自身が周りに「佐賀県出身者」だと明らかにし始めたことです。

今までも出身地を聞かれれば答えてはいたのですが、「サガ?」「…さが!?」のような「え、今どこって言った?」という、冷ややかな反応を恐れていました。

――しかし、今なら、このように。
九州北部の佐賀県ですよ。とても穏やかで豊かな土地です。」と、悠然と語れるまでに成長しました。

もっと攻めたアピールも可能ですが、それでは慎ましく奥ゆかしい“佐賀人”としては、いまいちです。

時折、発することもある、強めの“佐賀アピール”…但し、私が「佐賀を語る」に値する人間なのか。ここは自問自答しています。

――語る人によって、“出身地”のイメージが変わるなら。
大都市圏に出て来る人の絶対数が多い地域だと、そこの出身者に遭遇する確率も上がるから、複数の人物の印象が重なるでしょう。

ただ、出会う方がほぼ佐賀県人を見たことが無い場合、「佐賀県」のイメージとなってしまう可能性を考えるのです。

――「これは、“諸刃(もろは)の剣”ではないか。」
出会った人の私への評価の高低で、佐賀県イメージが左右されるのは…なんだか、危険なようにも感じます。

…というように、故郷への忠誠心(?)が高くなっているですが、かつては、ここまで佐賀県を熱い想いで見てはいませんでした。

私の佐賀への見方を大きく変えたきっかけは、幕末明治期の歴史を知ってしまったこと。それにつれて、現代の佐賀県の良さも見えるようになってきます。

今の“郷土愛”強めの私を作りあげた、“佐賀の七賢人”を中心とする、幕末期の佐賀藩。もう一度、別の視点から振り返ってみようと考えています。






  


Posted by SR at 16:48 | Comments(2) | 佐賀への道